第6回 スポーツ性能を体感する

 桜満開の本日「ATR SPORT2」の運動性能を試してきました。ギンギンに攻めたいところですが、峠まで行くにはやや時間に制限が。なので街中での走りに終始する事になりましたが、なかなか気持ちいい走りが出来ました。

13041501
走りにはいい天気

 街中と言っても我が町は程良い田舎なので、そこそこの走りが出来る道も多いのです。少し走れば郊外となり、ストリート用としてのタイヤ性能を試すには良い環境です。ただいい歳した親父が危険走行をするわけにはいかずそれなりにですが。

13041502
慣らしも十分、既に200kmを超えた

 「ATR SPORT2」を装着してからの走行は200kmを越え、馴染み具合も完全化しています。当初のハンドルへの違和感は稀に ん・・と感じることあるも道路の凹凸に影響されるのがほとんど。気にするレベルではありません。

 さて、走り出す前に空気圧を確認しておきます。3月25日のレポートでタイヤ交換後に(前)250kPa、(後)240kPaに設定したことを伝えました。今回確認すると、アレ? (前)260kPa、(後)250kPaに増えているではありませんか。測定は走行直後ではありません。恐らく気温の変化によるものかと。3月下旬ではまだ7℃をようやく超えるくらいでしたが、本日は19℃にもなっています。

13041503
前輪、厳密には265kPaあたり?

 タイヤの空気圧は外気温によっても左右され、一般には温度が10℃上がると10kPa上がると言われます。直射日光にさらされるとその動きは更に顕著になるそう。なので空気圧点検はこうしたことも考慮する必要があります。

 なるほど、最近硬さが気になっていたのはこのためか。空気圧4%アップでも乗り心地には結構影響します。スポーツタイヤならその感触はより大きくなるようです。

空気圧変更で激変

 走り出す前に(前)250kPa、(後)240kPaに設定し直しです。「ATR SPORT2」はエクストラロード(XL)規格なので愛車への装着ではこれが規定値になります。

 走り出すと、おお~意外と違いが分かる。当たり柔らかく乗り心地が違う。程よい硬さでハンドリングもシックリくる。なるほど、規定値の意味分かった様な気がします。

 そして少しハードな走りを体感します。冒頭触れたように、いい歳した親父が危険走行するわけにはいきませんのでそれなりにです。

 タイヤの横のグリップは粘りがあります。ハンドルへの追従性、レスポンスとも悪くありません。ズリズリと逃げることもない。ストリート用ならこれで十分かと。ただアクセルを更に踏み込んでいくと剛性が少し気になり出します。限界は分かりにくいかも、これを超えた時の挙動は読めません。

13041504
走行後の前輪

 縦のグリップは自然な感触が得られます。決してハードな印象にはならないのですが、と言ってフワッとするような抜けのようなものもありません。ABSが作動する直前まで試してみましたが、しっかりとした効きを意識できそうです。

 この走りレベルならグリップに対する不満は少ないのでは。但し、転回した時にタイヤ跡が簡単に路面へ付いてしまうのは気になる。

13041505
走行後の前輪のトレッド面、溝壁が何とも特徴的

 それ以外では、加速からスピード域が上がった時、安定性への導きを今一度確認したいところです。街中での速度域では感じない安定性に対して、本日の加速ではどうでしょうの部分も。高速道路を走ることではっきりしそうです。

 静粛性はノイズに対する不満はありません。ガー音からは逃れられませんが、スポーツタイヤとしては程よい音色と割り切りが出来るレベルだと思います。

 加速して、曲がって、止まる。強く意識した操作に対しての反応は概ね良好です。今日は気持ちよくタイヤを感じることができました。

13041506
後輪。前輪に比較してきれいさが残る

 最後に燃費を確認しておきます。ナビで操作できる燃費計を参考に、距離143.8kmに対しての平均燃費は7.6km/Lでした。これどうでしょう? 因みに経年著しいダメダメスタッドレスタイヤ装着時が7.7km/Lだったので、更に悪くなっている。

13041507
愛車の燃費は通常不問に

 この結果はタイヤの重さも影響しているはず。バネ下重量が重くなった感触は当初から抱いています。車庫入れ時のハンドルの切り替えしはスムーズさがやや失われていますから。アジアンタイヤにとっての課題でもあります。

 今回の感触は「ATR SPORT2」にとってはまだまだ限定的です。ウェット、高速走行、寿命など今後も機会を捉えインプレッションをお伝えします。 つづく

2013.4.15

詳細情報・購入

atr sport2

「ATR SPORT」の第2世代を謳う。「2」となり進化は直進安定性、ハンドリング性能、ウェット性能などトータルで向上。これまで以上の人気商品として期待される。