第5回 タイヤの慣らしほぼ終了

 タイヤ交換後僅かな走行しか出来なかった前回、そこから本格的な慣らし走行に入りました。約100km位はその期間として急の付く操作は控えます。タイヤにやさしい運転を心掛けるということです。これによりタイヤをホイールに馴染ませ、タイヤ表面の余分な油膜を取り、タイヤそのものの形成を固定し全体を馴染ませることかできます。

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約100km走行し慣らしは終わり

 本日まで100kmに若干足りないものの、まぁ厳密でなければならないということではないので慣らしはこれで良しとしましょう。前回から約2週間も掛かってしまいましたが、「ATR SPORT2」はこの間もいろいろ感じることができました。

クルマとのマッチング

 その前に今回装着した私の愛車について少し触れておきます。ホンダ「アコード ユーロR」、「アコード」のスポーツモデルです。2,000cc直列4気筒i-VTECエンジンは220馬力を発揮、6速マニュアルシフトで街中でも軽快に走ります。

 発売当初は、メルセデスベンツCクラスやBMW3シリーズがライバルなどと言われましたが、正直それは明らかにセールストークでしかなかった。でも、レスポンスは抜群、ボディー剛性高く安定感も十分です。

 その後の「シビック タイプR」ほどのスパルタンさは備えていないものの、家族持ちが走りも感じたいと思うには最適な車です。新車装着タイヤはブリヂストン「POTENZA RE050」でした。

 これに装着した「ATR SPORT2」はフィット感がいい。アジアンタイヤながらも最新タイヤと捉えることができ、デザイン面での格好悪さはなし。先進的なタイヤデザインを強く意識しており、センターとショルダーのコンビネーションがスポーツタイヤを印象付けます。溝の太さもその雰囲気を作り出しています。

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見た目の印象は悪くない

 サイドは剛性への期待を背負いますが、これは手触りや見た目では評価が難しい。アジアンタイヤ黎明期のようなラウンド形状はいただけませんが、そこからの進化は確実に果たしていると言えそう。

 と、見た目はこんなところ。決して悪くはありません。走って何ぼのタイヤですが、見た目だった拘りたいのです。

 さて、ここからが本題の走行に関してです。まずは前回少し触れたハンドルへの違和感です。高速走行時のようなブレとは異なり、ハンドルが微妙に取られるという表現が分かりやすいでしょうか。アライメントが狂っているということも否定できませんが、そこまで大きなものではないと考えています。

 ただ走行が進むにつれて違和感は徐々に薄れ、今はあまり意識しなくなりました。馴染んできたことで収まりが安定してきたのかも。それともグリップの高さから感じられた初期のクセのようなものか、微妙です。直進性へ影響が出るほどではないにしろ、装着して直ぐに感じた点がこれでした。

 次に乗り心地。スポーツタイヤと割り切っていますが、決してガチガチの硬さを感じるほどではありません。既説した愛車の特徴から、元来固めのセッティングが施されていますのでタイヤとの相性は悪くないよう。比較では以前のNEXEN「N6000」よりは明らかに剛性あるイメージです。硬さのニュアンスだけならブリヂストン「POTENZA RE050」を思い出させます。飽くまでも硬さだけですが。

 この硬さは乗り心地の悪さに繋がるかと言うとそうはならない。助手席や後席でもその印象は薄い。息子を助手席、女房を後席に乗せるも、タイヤを新品交換したこと全く興味を示しません。新しいタイヤの印象を聞くも、前と変わらないという。前ってスタッドレスタイヤだったんですが・・

 硬さからくる跳ねるような挙動も今のところありません。慣らしレベルでの走行ではこの硬さも十分許容範囲です。

 静粛性は明らかにゴォー音です。少しこもった音でのゴォー音。優秀な静粛性を示せばサァー音が聴かれますので、これとは異なります。路面によっても違い、新しいアスファルト路面なら僅かなゴォー音、古いところではそれがより響きます。この点は評価が分かれるところ、私は少し敏感に反応しました。

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次回からスポーツタイヤの感触を探る

 慣らしでは基本的な性能の評価に終始します。まだまだ加速感やブレーキングの本質を感じることはできません。横のグリップも同様です。スポーツタイヤの本質を感じるのはこれから、慣らしが終わってやっとその準備が出来たところです。 つづく

2013.4.8

詳細情報・購入

atr sport2

「ATR SPORT」の第2世代を謳う。「2」となり進化は直進安定性、ハンドリング性能、ウェット性能などトータルで向上。これまで以上の人気商品として期待される。