ヨコハマ iceGUARDトリプル(iG30)。スタッドレスタイヤの特徴について。

   ヨコハマ iceGUARDトリプル(iG30) の特徴

iceguard triple
  • タイヤカテゴリー:スタッドレスタイヤ 
  • タイヤサイズ:12〜18インチ
  • タイヤ偏平率:80〜40%
  • 独自技術:トリプルコンセプト
  • エコスタッドレスタイヤ

 タイヤ性能

 ヨコハマ「iceGUARDトリプル(iG30)」は、2008年発売。冬の温度で左右される路面状況に対応し、「温度対応」コンセプトを更に進化させ、様々な条件の路面で走行性能を向上させた「新・温度対応」のスタッドレスタイヤであることが訴えられています。


 このタイヤの性能いついて確認していきます。

タイヤテクノロジー

 ヨコハマ「iceGUARDトリプル」は、トレッドゴムの素材配合やトレッドパターンデザインの高密度化を図る「トリプル」コンセプトを採用。今まで氷上性能との両立が難しかったドライ性能やウェット性能も、大幅に向上させています。これにより同社のスタッドレスタイヤでは最高の氷上性能を達成していると謳っています。


 その構造は、「吸水ハニカムシリカ」「マイクロ吸水バルーン」「吸水カーボンU」などの高密度トリプルの配合で、アイスバーンでの性能を向上させ、高密度ゴム補強構造とブラックポリマーの採用で、ドライやウェットそして磨耗に強いゴムの特性を発揮させているそうです。

 「トリプルデザイン」と呼ばれるトリプルサイプやトリプルベルトブロックなどのデザインは、アイスバーンでの密着性やシャーベットでの排雪性、更にドライやウェットなどの様々な条件での走行を進化させているようです。

タイヤインプレッション

 冬の温度によって変わる路面状況に対して、「新・温度対応」機能と呼ばれる性能では、濡れたアイスバーン(-6℃〜0℃)、乾いたアイスバーン(-6℃以下)、スノー&シャーベット(0℃前後)、ウェット路面(0℃以上)、ドライ路面(0℃以上)などの様々な環境下でもしっかりタイヤが対応することをアピールしています。


 ヨコハマ「iceGUARDトリプル」は、経年によるゴムの硬化を抑制し、タイヤのライフサイクルを長くすることで地球環境に配慮した設計を実施しています。これは、同社の環境貢献商品「エコモーション・プロダクト」に適合させ、環境をも意識したエコスタッドレスタイヤと言えるようです。

 このタイヤからはヨコハマタイヤの渾身さが伝わってくるようで、前作から想定してもその性能の高さは明らか、「BLIZZAK」へのライバル意識が感じられます。

 実際の評価でも、特にアイスバーンでのハンドリングに対する信頼性は高く、安心して走れるという評価が見られます。また深雪や極寒という最悪の環境下でも、タイヤ性能の高さが維持されるようです。

 ヨコハマ「iceGUARDトリプル」は、スタッドレスタイヤに対して絶対的な性能の高さを求める人にはお勧め。但し、これを超える「iceGUARDトリプル プラス」が昨シーズンから発売されており、従来品としての性能に留まることは致し方ないと思います。

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