トーヨー ECO WALKER の特徴
タイヤ性能
トーヨーでは、スタンダードタイヤとして既に「TEOplus」がラインアップされていますが、「ECO WALKER(エコ ウォーカー)」は、低燃費タイヤとしての性格を示すことでその差別化を打ち出しています。
このタイヤの性能について確認していきます。
タイヤテクノロジー
トーヨー「ECO WALKER」は、「かるがる、ころがる、低燃費」をコンセプトに開発され、専用の新コンパウンドが採用されています。
これは、高反発ゴムであり、よく跳ねることからエネルギーロスを小さくすることができ、その結果、転がり抵抗が低減するそうです。従来品「TEOplus」と比較して20%の転がり抵抗の低減を実現しているとか。
また、基本性能である摩耗ライフ、ウェット性能の両立も謳われています。通常、「耐摩耗性」を向上させると「ウエット性」が落ちるそうで、コンパウンドのバランス配合が難しいのだそうです。「ECO WALKER」は、このバランス配合が絶妙と言うこと。これは、一番効果を発揮できるトレッド部に採用されているそうです。
「ECO WALKER」は、「TEOplus」より約10%の軽量化を実現、これも転がり抵抗に貢献しているそうです。
その技術は、トレッド幅の最適化により転がり抵抗を低減する「軽量低燃費最適プロファイル」、高硬度化することによって剛性を維持し操縦安定性を向上させる「高硬度プライトッピング」、リムから伝わる力に対して硬くすることで剛性を保つ「超高硬度ビードフィラー」など。
これらをひとつにまとめ、軽量化しながら、しっかり構造を実現。発進のスムーズさ、そして路面追従性が期待できることで、凹凸路面での吸収性が向上しているそうです。
更に、パターンノイズ・ロードノイズの低減も図り、快適な乗り心地・静粛性も謳われています。これには、エコをイメージし、視覚的にもアピールできる「葉っぱ」をモチーフとしたパターンデザインが採用されています。
タイヤインプレッション
トーヨー「ECO WALKER」の評価ですが、ラベリング制度に関する転がり抵抗値は、上から3番目の「A」です。これは、ダンロップ「ENASAVE EC202」や、ブリヂストン「ECOPIA EX10」などと同じ。ウェットグリップ性能は「c」(一部「d」)です。
低燃費タイヤの性能を示すラベリング制度は、転がり抵抗とウェットグリップ性能を客観的に判断する目安となります。その点において、より高位の数値が見出せることはタイヤ評価へ繋がります。
しかし、タイヤ性能は必ずしもそれがすべてではありません。「ECO WALKER」は、他のスタンダードレベルの低燃費タイヤと同様に、低燃費性能面では標準的。しかし、スタンダードタイヤとしては、燃費性能への貢献、そして快適性への拘りが好意的に受け取られている印象です。
見た目では、転がり抵抗低減の為にタイヤ幅が他の銘柄と比較しやや狭いような雰囲気も感じられるようですが、この点は、高剛性化やパターンデザインなど、技術的なフォローがなされているようで、それをフォローする要因は確認できます。
サイズ的には「TEOplus」には及びませんが、今後の拡大は十分期待されるところです。
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