アジアンコンフォートタイヤ性能比較表

アジアンコンフォートタイヤ性能比較表

comfort

 コンフォートカテゴリーはスポーツカテゴリーと相反する位置付けです。スポーツタイヤがグリップ性能をその最大の特徴とするのに対して、コンフォートタイヤは路面からの衝撃吸収や静粛性などのトータルでの快適性能を特徴とします。その為に負荷の大きなスポーツ走行は苦手なのが一般的です。

 アジアンコンフォートカテゴリーは、訴求面から見ると静粛性や乗り心地にポイントが置かれ、方向性として曖昧さは感じません。しかし、高い快適性を発揮できるものから、更なる性能追求が強く望まれるものまで、性能差が最も感じられるカテゴリーでもあります。

 アジアンタイヤはグリップ性能の追求を優先させる傾向にあり、コンフォートはそれに次ぐ性能要件です。それでも他のカテゴリーに比較すれば比較的豊富なラインアップを形成し、選択肢の多さは理想的な展開となっています。

プレミアムコンフォートは?

 アジアンタイヤには、極上の快適性を追求するプレミアムコンフォートカテゴリーを設定していません。プレミアムコンフォートタイヤは、快適性への追求が最上級と捉えられ、その他の性能も標準以上の高レベルが要求されます。この実現は正直アジアンタイヤでは厳しいと判断しました。

 しかし、コンフォートタイヤとしての進化は年々向上しており、将来的にはアジアンコンフォートレベルでは飽き足らない、プレミアムコンフォートの出現が検討されることが望まれます。

 また低燃費への意識も高まっており、以前のようなエコを唱えるだけ?のタイヤから実性能として確実な進歩も見られます。ただこれ以上の実現にはハードルも高く、価格との兼ね合いも検討しなければなりません。価格上昇でも追及レベルを求めることは、アジアンタイヤの性格から魅力が半減する、と考えます。

 当初こそアジアンタイヤはスポーツカテゴリーオンリーの様相強かったのですが、快適性への受け入れも許容範囲と捉えられ注目度は上がっています。サイズ設定の多さや価格的な面もより強調され、購入しやすさが認知されたことでユーザーの興味が高いカテゴリーに成長しています。

2016年の特徴

 2016年シーズンは、新たなラインアップとして、RADAR、ZEETEX の追加掲載を図り、HIFLY、MAXTREK、MINERVA、更には MOMO を新掲載したことでスポーツにも迫るボリュームを実現しています。

 いずれも共通するのは中国です。中国製や中国メーカーの違いあるけれど、低価格を求めるユーザーへの訴えは響きます。NANKANG と NEXEN、更には ATR RADIAL を中心とした従来ラインアップからかなり活性化を感じる新展開になったことは間違いありません。

 注目製品は、CORSA「2233」、 RADAR「VERENTI R6」、 ZEETEX「HP1000」、そして HIFLY「HF805」あたりです。コンフォートながら運動性能へも評価を見出し、サイズ展開も決して悪くない。

 ハイパフォーマンスにはやや抵抗感あるも、徐々にレベルアップが進むアジアンコンフォートの新たな構築が実現しています。

(2016.4更新)

アジアンコンフォートタイヤ性能比較

*性能評価バーは各カテゴリー内での評価を対象としています。他のカテゴリーとの評価を比較するものではありません。
*性能評価バーは商品販売先等の評価を参考にしており、タイヤの絶対的な性能を示すものではありません。

NANKANG

より静粛性の追求に重点が置かれているタイヤ
-オートウェイ-
  • グリップ性能
  • ウェット性能
  • 乗 り 心 地
  • 静  粛  性
  • 寿     命
  • ネット参考価格
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コンフォートタイヤに位置付けられ静粛性の高さが謳われる。アジアンタイヤレベルとしては先進的なデザインが採用され、その複雑に刻まれた溝の効果はこのタイヤの性能を大きく左右する。

詳細は NANKANG RX615 の特徴 で確認を。
「ECO-2」の後継。コンパウンド技術の向上を訴える
-オートウェイ-
  • グリップ性能
  • ウェット性能
  • 乗 り 心 地
  • 静  粛  性
  • 寿     命
  • ネット参考価格
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「ECO-2」の後継。独自配合によるシリカをコンパウンドに採用しポリマーの連結により転がり抵抗低減、ウェットグリップの向上も実現。センターリブの両サイドに配置されるブロック構造を踏襲し、エネルギーロスの低減へ貢献する。

詳細は NANKANG ECO-2+ の特徴 で確認を。
カテゴリーを横断してタイヤフォローを実現する器用さが評価
-オートウェイ-
  • グリップ性能
  • ウェット性能
  • 乗 り 心 地
  • 静  粛  性
  • 寿     命
  • ネット参考価格
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ウェット性能と静粛性、そして偏磨耗の抑制に優れたコンフォートタイヤ。国内導入サイズはカテゴリーを横断する汎用性は感じられるものの、車種の絞込みが強く、カテゴリー内での車種フォローは随分限定されるかも

詳細は NANKANG N-605 の特徴 で確認を。
ミニバン専用タイヤとしても耐えられる使い勝手の良さが評価
-オートウェイ-
  • グリップ性能
  • ウェット性能
  • 乗 り 心 地
  • 静  粛  性
  • 寿     命
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ノイズを抑えた高い静粛性能と高品質ラバーコンパウンドの使用により、安定したグリップ力と排水性を高めウェットでの安定性を発揮。軽カーからセダン、ミニバンまで対象にし、使い勝手の良さがある。

詳細は NANKANG XR611 の特徴 で確認を。

NEXEN

「N7000」から Plus 進化で更なる上質さを実現する
-オートウェイ-
  • グリップ性能
  • ウェット性能
  • 乗 り 心 地
  • 静  粛  性
  • 寿     命
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Plus の本質はコンパウンドの変更。従来「N7000」の特性は「N5000」の性能を踏襲し乗り心地と静粛性による快適性が更に高性能化したこと。「N7000 Plus」へはこれ以上のオールレベルアップが託されている。

詳細は NEXEN N7000 Plus の特徴 で確認を。
コンフォート性能を進化させた上質のタイヤを謳う
-オートウェイ-
  • グリップ性能
  • ウェット性能
  • 乗 り 心 地
  • 静  粛  性
  • 寿     命
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快適性能を進化させたコンフォートタイヤ。4本の縦溝と複数の横溝が効果的に耐ハイドロプレーニング性を確保しウェット性能を高めている。「N5000」の進化が「N7000」で見られる。高い快適性を感じて欲しい。

詳細は NEXEN N7000 の特徴 で確認を。
NEXEN 初の国内低燃費タイヤ。待望の登場!
-オートウェイ-
  • グリップ性能
  • ウェット性能
  • 乗 り 心 地
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  • 寿     命
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従来品「N´Blue HD」を低燃費タイヤ化したものが「N´Blue HD Plus」かと。注目のラベリング制度は、転がり抵抗係数「A」、ウェットグリップ性能「a」(「b」「c」)。価格的にもこれまでのアジアンタイヤを踏襲している。

詳細は NEXEN N'blue HD Plus の特徴 で確認を。
コンフォートスタンダードの特徴を最大限訴える
-オートウェイ-
  • グリップ性能
  • ウェット性能
  • 乗 り 心 地
  • 静  粛  性
  • 寿     命
  • ネット参考価格
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コンフォートタイヤのスタンダードとして同社の N シリーズとは一線を画す。より高位の性能では N シリーズに及ばないが、静粛性への拘りを訴え、スタンダードタイヤへ快適性という点で不満がある人にお勧めのタイヤ。

詳細は NEXEN CP672 の特徴 で確認を。

FEDERAL

FEDERAL が誇る最新コンフォート。静粛性へ拘る
-楽天市場-
  • グリップ性能
  • ウェット性能
  • 乗 り 心 地
  • 静  粛  性
  • 寿     命
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ウェットグリップと静かな走りを実現するエコタイヤ。従来品となるのは「FORMOZA FD2」かと。ミニバンをもフォローする特徴を維持、低燃費にも注目する。

詳細は FEDERAL FORMOZA AZ01 の特徴 で確認を。
「FORMOZA FD1」の進化。ミニバン対応にも得意性発揮
-楽天市場-
  • グリップ性能
  • ウェット性能
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  • 静  粛  性
  • 寿     命
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「FORMOZA FD1」の進化。乗り心地と快適性の向上に重点が置かれ、更にアジアンタイヤではまだまだ少数のミニバンや1BOXへの装着も推奨されている。

詳細は FEDERAL FORMOZA FD2 の特徴 で確認を。

ATR RADIAL

CORSA は快適性を高め独自の進化を遂げる
-オートウェイ-
  • グリップ性能
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  • 静  粛  性
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ブランドとの差別化で快適性へ独自進化を遂げる。左右非対称パターンを持つコンフォート、OUT側のパーターンではハンドリング性能とウェット性能を高め、IN側では静粛性と乗り心地の良さを狙っている。価格面でのメリットも高い。

詳細は CORSA 2233 の特徴 で確認を。

SONAR

NANKANG と共通性により静粛性を訴えるコンフォート
-オートウェイ-
  • グリップ性能
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静粛性を訴えるコンフォートタイヤ。特徴はメインブランドであるNANKANG「RX615」との共通点を感じさせ、コンピュータ化した「マルチピッチシミュレーションテクノロジー」採用によるデザインは、コンフォートタイヤとしての期待感を示す。

詳細は SONAR SX608 の特徴 で確認を。

NITTO

ウルトラ・ハイ・パフォーマンス コンフォートタイヤ
-楽天市場-
  • グリップ性能
  • ウェット性能
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ウルトラ・ハイ・パフォーマンス コンフォートタイヤを謳い、アジアンタイヤの括りで設定していないプレミアムコンフォートタイヤと言っても良いかと。高速スタビリティに優れ、静粛性と快適な乗り心地の実現が最大アピールポイント。

詳細は NITTO NT830 の特徴 で確認を。

RADAR

Dimaxシリーズの最新高性を謳う
-オートウェイ-
  • グリップ性能
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  • 乗 り 心 地
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ラインアップでのポジションはUHP(ウルトラ・ハイ・パフォーマンス)、コンフォートに加えレスポンス性能の高さが主張点として添えられる。従来品は「Dimax R8」、そこからプラス進化で得たのは静粛性に耐摩耗性、そして低燃費。

詳細は RADAR Dimax R8+ の特徴 で確認を。
RADAR タイヤが送る最新コンフォートタイヤ
-オートウェイ-
  • グリップ性能
  • ウェット性能
  • 乗 り 心 地
  • 静  粛  性
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RADAR が送る最新コンフォート。迅速なステアリングレスポンス、静かな乗り心地、快適性を実現する革新的な非対称トレッドパターンを採用。RADAR の既存ラインアップは製造が中国なのに対して「VERENTI R6」はインドネシア製。

詳細は RADAR VERENTI R6 の特徴 で確認を。
コンフォートスタンダードのフォローに長ける
-オートウェイ-
  • グリップ性能
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  • 乗 り 心 地
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コンフォートスタンダードレベルのフォローに長けている「RZ500」と捉える。非対称トレッドパターンを採用し快適なドライビングを謳う。静粛性と乗り心地に関連付けられる快適性を最大特徴とするコンフォート内で差別化実現。

詳細は RADAR RZ500 の特徴 で確認を。

ZEETEX

vfm は既存製品を上回る上質さを強調する
-オートウェイ-
  • グリップ性能
  • ウェット性能
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  • 静  粛  性
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採用される左右非対称トレッドパターンは静粛性に優れ快適ドライブを演出。名称に添えられる vfm とは Value for Money のことかと。価格に対し最大の価値を提供する、という意味なので期待する。

詳細は ZEETEX HP2000 vfm の特徴 で確認を。
ZEETEX最新コンフォート。静粛性への拘りは興味深い
-オートウェイ-
  • グリップ性能
  • ウェット性能
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バランス追求が重要なコンフォートにおいて非常に興味深いデザイン。静粛性への実現を感じたい。また製造国インドネシアなのも期待を高めるひとつ。近年製造技術の進歩著しいインドネシア製、とっても気になる存在。

詳細は ZEETEX HP1000 の特徴 で確認を。
ZEETEX ZTシリーズのコンフォート。走りの安定性に注目
-オートウェイ-
  • グリップ性能
  • ウェット性能
  • 乗 り 心 地
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コンフォート系はインドネシアの製造かと。同じコンフォートでも「HP1000」との差別化は走りの安定性に期待する。IN側ではウェットでの排水性向上と直進性を高め、OUT側ではシッカリしたコーナリング性能を実現する。

詳細は ZEETEX ZT2000 の特徴 で確認を。

HIFLY

スポーツコンフォートへの可能性も謳っている
-オートウェイ-
  • グリップ性能
  • ウェット性能
  • 乗 り 心 地
  • 静  粛  性
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快適性にプラスした運動性能を特徴としスポーツコンフォートへの可能性も謳う。しかし、コンフォートタイヤとしての静粛性と快適性、この点が評価への期待。4本のストレートグルーブはウェットで高い排水性の実現を期待させる。

詳細は HIFLY HF805 の特徴 で確認を。

MAXTREK

対象を高級車に向けコンフォートの高さを最大主張
-オートウェイ-
  • グリップ性能
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左右非対称パターンを採用し4本の縦溝構成、グリップ性能や高い排水性を強調。カーカスにダブルレイヤのスチールベルトとナイロンコードを採用するなど、重量あるボディーも剛性強化でカバーする。

詳細は MAXTREK MAXIMUS M1 の特徴 で確認を。

MINERVA

コンフォート性能とスポーツ性能をバランスし豊富なサイズ設定実現
-オートウェイ-
  • グリップ性能
  • ウェット性能
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トレッドデザインは左右非対称パターンを採用。あらゆる路面状況下において高い接地性と十分なブレーキング性能を発揮。ウェットでは幅広の溝展開で有利となる排水性向上が謳われる。

詳細は MINERVA EMI ZERO UHP の特徴徴 で確認を。

MOMO

高速安定性に優れたハイパフォーマンスタイヤ
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  • グリップ性能
  • ウェット性能
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コンフォートに対する主張はこう。高い静粛性と快適性を保持し、スポーツ性能も誇る MOMO 最高グレードのタイヤ。トレッド剛性を高めあらゆる路面環境においても確かなグリップ性能を発揮する。

詳細は MOMO OUTRUN M-3 の特徴 で確認を。
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