ダンロップ LE MANS4 の特徴
タイヤ性能
ダンロップ「LE MANS4(ル・マン4)」は、同社の独自技術である特殊吸音スポンジ搭載の低燃費タイヤです。カテゴリーとしてはコンフォートタイヤへポジショニングします。
タイヤテクノロジー
ダンロップ「LE MANS4」のパターンコードは(LE MANS LM704)、よって実質従来のコンフォートタイヤ「LE MANS LM703」の後継と言えそうです。
「LE MANS LM703」は、ダンロップで最初に特殊吸音スポンジを搭載したタイヤです。この特殊吸音スポンジは、タイヤ内部の空気振動に起因する音を抑制するというもの。それにより静粛性の高さがその特徴として認知されました。
そして「LE MANS4」はこの特殊吸音スポンジを搭載し、ノイズ防止ストレートブロックと新コンビバンド(ナイロン×ナイロン)の採用により、静粛性の向上効果を更に訴えるタイヤです。これにより従来品「LE MANS LM703」に比較して、車内静粛性計測値は13%低減を謳います。
低燃費タイヤとしては、新開発の「低発熱密着ゴム」により不要な発熱を抑えることで、従来品より転がり抵抗を28%低減し、燃費は3.8%向上しているという。
またウェットでは、この「低発熱密着ゴム」が路面との密着力を高め、ウェットブレーキ性能を向上させているそう。これも従来品比較で9%の向上を謳います。
これらにより、ラベリング制度の転がり抵抗係数は「A」、ウェットグリップ性能は「b」(一部サイズは「c」)を表示します。
なおパターンは、サイズによりスタンダードパターンと軽カー専用パターンに分かれます。
「LE MANS4」に対しては、まずは特殊吸音スポンジ効果が気になるところです。低燃費タイヤとは言え静粛性への期待感を最大限に訴えていますので、そのあたりは如何か。
「LE MANS4」は、スポンジの採用以外にパターンデザインの変更がなされています。この効果は影響大きく、より静粛性の実感が期待されます。
走りに関しては、従来品である「LE MANS LM703」は不安定感がやや気になるところ。「LE MANS4」ではそれが薄れ、このカテゴリーではグリップへの期待感を示します。
燃費面への期待は、メーカー値では従来品比較で3.8%の向上が示されています。これをどう捉えるかは難しいところです。でも、期待感が得られることは意義あることか?
いずれにしても、コンフォートタイヤカテゴリーでの低燃費タイヤは、ラインアップの充実が最も進んでいる印象です。その中で「LE MANS4」への注目は高いはず。ラベリング制度の転がり抵抗係数「A」、ウェットグリップ性能「b」(一部サイズは「c」)は必ずしも優位ではありませんが、その他の価値を示すことでタイヤの評価は高まりそうです。
また、設定サイズも従来のコンフォートタイヤ並みに拡大されており、その点でも好感は得られそうです。
インプレッション
- グリップ性能
- ウェット性能
- 乗 り 心 地
- 静 粛 性
- 寿 命
グリップ性能はドライ、ウェットともにエコタイヤを謳うタイヤとしてはふつう〜まあ良いレベル。ある程度走行した後タイヤがあたたまって安定する印象があり、これは以前履いていたEarth-1も同じ傾向であった。乗り心地はソフトな方だと思うが、旧モデルのLM703やLM702と比較すると適度にタイヤのケーシング剛性が向上しており、コンフォート系として好感がもてる。もっとも期待外れなのが静粛性。はっきり言って実走行による設計の詰めが甘いと思う。荒れた路面では騒がしく、特殊吸音スポンジも意味なし。もっと静かなスタンダードタイヤはいくらでも存在する。寿命はEarth-1と同レベル。
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