トーヨー エコタイヤ性能比較表
トーヨーは、ミニバン専用に見られる個性的製品の得意なメーカーです。エコタイヤ当初こそやや後発的イメージが持たれていたものの、最新は積極性を強めています。
「NANOENERGY」シリーズの投入は、日本国内はもとより欧州など世界市場も強く意識されています。「NANOENERGY 1」、「NANOENERGY 2」、「NANOENERGY 3」と投入し、「NANOENERGY 0」ではとうとう最高グレーディング「AAA/a」を達成しました。
また2014年に全面進化したミニバン専用「TRANPATH」シリーズは、スタンダードの「TRANPATH mpZ」、ラグジュアリーミニバンに対応する「TRANPATH LuⅡ」、そして軽カーのハイト系専用「TRANPATH LuK」などいずれも注目しています。
低燃費タイヤへの進化が遅れていたプレミアムコンフォート「PROXES C1S」は「PROXES C1S SPEC-a 」として登場。更に2012年春から欧州で先行販売されていた「PROXES CF2」も導入され、商品ラインアップ拡充を図ります。また「PROXES CF2 SUV」はSUV用として同社初の全サイズ低燃費タイヤを謳います。
2016年には「NANOENERGY 3 PLUS」が登場しました。ラベリング制度の転がり抵抗係数「A」を維持しながらも、ウェットグリップ性能を従来の「c」から「b」にグレードアップしたことが強調されています。また「TRANPATH」シリーズとしてミドルクラスの上級ミニバンをターゲットにした「TRANPATH ML」も投入されました。そして2018年、ラインアップは熟成による強化を図ります。
(2018.3更新)