ミシュラン エコタイヤ性能比較表

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 ミシュランの グリーンタイヤ 構想が発端と言われるエコタイヤ、1992年に初めて実用化されてから20数年が経過しました。現在は転がり抵抗低減に対する進化レベルは飛躍的に向上し、相反する性能との共存も高位に実現しています。

 ミシュランの「ENERGY」シリーズはグリーンタイヤコンセプトとして、環境保護に厳しいヨーロッパの基準をクリアーしたエコ製品です。

 国内で展開するのは「ENERGY SAVER+」、従来品「ENERGY SAVER」がグローバル展開により広く認知されたことから進化レベルに注目です。「ENERGY SAVER」も軽カーサイズを備え依然特徴を維持しています。

 また「PRIMACY 3」は欧州で先行販売され、次世代コンフォートとして国内へも導入されました。コンフォートとしての極上性(プレミアムコンフォート)も備え、当初から高い評価を得ています。2014年にはSUV専用として初の低燃費タイヤを実現した「LATITUDE Sport3」、ハイパフォーマンスSUVに向けられているのが注目です。

 日本国内での低燃費タイヤへの取り組みは、JATMAへの参画企業であることが求められ、ミシュランは当初からの存在感を示します。しかしながら、ラインアップ展開にはやや不満も。スタンダードレベルでの充実展開が望まれます。

(2018.3更新)

ミシュラン グレーディング(等級制度)

  • 転がり抵抗係数
  • A
  • ウェットグリップ性能
  • c
  • 転がり抵抗係数
  • AA(A)
  • A
  • ウェットグリップ性能
  • b
  • c
  • 転がり抵抗係数
  • A
  • ウェットグリップ性能
  • b