ピレリ WINTER ICECONTROL。スタッドレスタイヤの特徴について。

   ピレリ WINTER ICECONTROL の特徴

winter icecontrol
  • タイヤカテゴリー:スタッドレスタイヤ 
  • タイヤサイズ:13〜17インチ
  • タイヤ偏平率:70〜45%
  • 独自技術:セミブロック型アローデザイン
  • 独自技術:等長&非等長コンビネーションサイプ 
  • 独自技術:シリカ7採用の新コンパウンド

 タイヤ性能

 ピレリのスタッドレスタイヤ「WINTER ICECONTROL(ウィンター・アイスコントロール)」は、日本市場へ向けて開発されたスタッドレスタイヤです。氷雪性能とドライ性能の両立を謳っています。


 このタイヤの性能について確認していきます。

タイヤテクノロジー

 ピレリ「WINTER ICECONTROL」は、ピレリ独自のコンパウンド技術やブロック配置、さらに常に広い接地面積を確保する断面形状を採用、最も滑りやすいアイスバーンなどでその性能が発揮されるそうです。


 近年のスタッドレスタイヤは、氷雪路での優れた性能は勿論のこと、ドライ路面での高速走行等における耐磨耗性、低ノイズなどの快適性が要求されています。「WINTER ICECONTROL」は、その為の性能が備わっていることを強調しています。

 技術としては、「セミブロック型アローデザイン」で氷雪性能向上を、そしてショルダーと中央3列のリブ部の異なるサイプ「等長&非等長サイプ」では、ドライと氷上性能双方に貢献するそうです。


 また、「スレンダーサイプ」と呼ばれるより細かく薄いサイプにより、接地面を均一化し剛性面でも向上が図られ、新形状の「ラウンドショルダー」と併せグリップ力の向上も見られるようです。

 その他、シリカ配合のコンパウンドは、低温度でもタイヤ性能を向上させ、ウェット性能へも貢献。更に、タイヤの製造に必要である潤滑油は、健康面への害の可能性があるとも言われ、この使用を止めることで環境にも配慮がされているようです。

タイヤインプレッション

 ピレリ「WINTER ICECONTROL」は、日本の雪質を研究し開発した日本向けのスタッドレスタイヤとして評価が高かった「ICESTORM(アイスストームキューブ)」の流れを汲むことで、期待感が高まります。


 ただ、「ICESTORM」は、トレッド面のブロック剛性に硬さを感じ、氷雪での効きにややマイナス的評価を見出しています。ただこのことは、ドライ路面ではプラスに作用し、スタッドレスタイヤ特有のふにゃふにゃ感は解消され、意外な快適さが感じられるという評価も聞かれました。

 ピレリ「WINTER ICECONTROL」は、この点への改良がなされ、信頼性がより増しているのではないかと想像します。


 特に、日本向けを謳うことは日本の雪質に対する理解が進んでいるはず。ヨーロッパとは異なり、アイス性能への要求がより厳しい国内向けではそれへの対応は不可欠です。

 その点で、より細かく薄く刻まれる「スレンダーサイプ」と「等長&非等長コンビネーションサイプ」の果す役割は、性能評価へ大きな影響を与えそう。本来、日本向けというような個別対応には疎い?ピレリですが、その実施により「WINTER ICECONTROL」の本気度を感じます。

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