2009タイヤ新製品情報。新発売のタイヤ情報についてお伝えいたします。

 ブリヂストンによりますと、同社のエコタイヤである「ECOPIA EP100」の設定サイズを拡大するそうです。現在は、14〜16インチで7サイズですが、2009年1月に2サイズ、3月に2サイズ、4月に4サイズ、5月に7サイズ計15サイズを新たに追加するようです。


 ブリヂストンでは、既に日本国内の乗用車向けの夏用市販用タイヤは、2014年までに100%「エコ対応商品」にする方針を発表しており、その中心となるのが「ECOPIA」ブランドです。今回のサイズ拡大は、それを目指した動きであると思われます。

 「ECOPIA EP100」は、コストパフォーマンスに優れた「B−STYLE EX」と比較して、ウエット路面でのブレーキ制動距離を同等としつつ、転がり抵抗を30%低減させ、同社の材料技術である「NanoPro-Tech (ナノプロ・テック) 」 を適用したECOPIAコンパウンドなどの採用により、同社国内市販用タイヤの中で最も低い転がり抵抗を実現した超エコタイヤを謳っています。

ページの上へ

 トーヨーでは、特にエコカー向けのタイヤとして「PROXES Ne」を発売するようです。このタイヤは、エコカーに対して「車両特性を損なわない低燃費性への実現と安全性への両立」が謳われています。


 今回発売される「PROXES Ne」は、まず既存の同社製品である「TEO plus」と比較して、転がり抵抗が24%低減、ウェット性能も制動面で17%の向上を図っているようです。これは、トレッドを新配合素材にすることで実現しているそうです。

 また、5バリアブルピッチの採用によりパターンノイズの低減が図られ快適性が向上、更に、リサイクル素材としてを「再生ポリエステルコード」を業界で初めて採用し、環境面での貢献に活かしているそうです。


 サイズは、185/65R15 88H、195/65R15 91H、195/55R16 87V の3サイズ。発売時期は、2008年12月11日から。

 「PROXES Ne」は、その対象をエコカーとすることで、同社ではやや遅れがちなエコ対応商品としての巻き返しを図るものと予測します。


 しかし、既に他のメーカーでも「PROXES Ne」同様、特にエコカーを意識した超エコタイヤと呼ばれるタイヤは存在しています。そのいづれも、発売サイズが最小に絞られていのが共通しており、後にサイズバリエーションの拡大を図るという狙いがあるにしろ、このような販売方法にはやや違和感を覚えます。

 エコタイヤの普及は、今や各メーカーで共通した認識であり、環境問題等を考慮すれば責務とも言えます。しかし、環境問題に敏感なのはエコカーのユーザーだけとは限りません。エコに関する関心が高くても、装着するエコタイヤがないというユーザーも多いはずです。タイヤメーカーとしては、広い見地に立ちタイヤの提供をすることが必要であると思います。

ページの上へ

 ダンロップによりますと、同社の超エコタイヤ[ENASAVE」ブランドを冠したミニバン専用タイヤとして、「ENASAVE RV503」を発売するようです。


 「ENASAVE」は、「ENASAVE 97」に代表されるエコタイヤを超えた超エコタイヤと呼ばれており、石油外天然資源比率を97%まで引き上げ、更に転がり抵抗の低減を実現するなど、製造段階から使用・廃棄段階までタイヤのライフサイクル全体でCO2排出量削減を実現した新世代のエコタイヤです。

 この流れを汲む「ENASAVE RV503」は、実質的には「LE MANS RV RV502」の後継と位置づけられているようで、同製品と比較して、転がり抵抗を約20%削減し低燃費性能を追求したミニバン専用のエコタイヤと言えそうです。


 「ENASAVE RV503」の転がり抵抗低減は、「ENASAVE 97」の開発で培った技術を採用することで実現しているようです。また、新たなパターンノイズシミュレーションの開発により、高い静粛性を確保し、ミニバン特有のふらつきや偏磨耗の抑制には、左右非対称パターンを採用し、OUT側ではブロック剛性を大きく向上、IN側ではショルダーブロック剛性を向上することで対応しているようです。

 新たなミニバン専用のエコタイヤが追加されたことで、ミニバンタイヤのカテゴリーではユーザー選択の幅は更に拡大したと言えそうです。


 タイヤサイズは、205/70R14 94H〜245/40R19 98W の全37サイズ。2009年2月から発売予定。

ページの上へ

 ブリヂストンでは、「Playz」ブランドの新商品、「Playz PZ−X」セダン・スポーティーカー用と、「Playz PZ−XC」軽自動車・コンパクトカー用を発売するようです。


 「Playz」ブランドは、運転を楽にするをコンセプトに開発されたタイヤです。安定感のある直進性と応答性、運動性、快適性と経済性、環境性能など盛りだくさんの技術を備え、ハンドルや車のふらつきが少ないことが特徴とされています。

 今回発表されたのは第2世代になり、既存コンセプトである「運転を楽にする」をさらに進化させたことが謳われています。


 セダン・スポーティーカー用の「Playz PZ−X」は、直進安定性とコーナリング性に重点が置かれ、その両立による「クルマを操る悦び・運転の楽しさ」を追求しているそうです。ブリヂストンでは、この運転中の「らく」や「楽しさ」という効果について、「脳波測定による脳物理学データで実証されている」ことについて触れています。

 また、 軽自動車・コンパクトカー用の「Playz PZ−XC」は、直進安定性と快適な乗り心地の両立とともに、軽自動車やコンパクトカーに多く見られるトレッドショルダー部の両肩摩耗の抑制が謳われています。


 これら双方ともに、タイヤトレッド部にシリカ配合のコンパウンドを採用、ウェット性能の向上などが図られているそうです。また、転がり抵抗の低減や環境に配慮した「エコタイヤ」であることも訴えられています。

 同社では、日本国内の乗用車向けの夏用市販タイヤを、2014年には100%「エコ対応商品」にする方針が発表されていますので、今後も新たに発売されるタイヤはすべて「エコタイヤ」が共通したコンセプトになるものと思われます。


 発売サイズは、「Playz PZ−X」が185/65 R14 86H〜245/40 R20 95Wの47サイズ、「Playz PZ−XC」が155/65 R13 73H〜165/50 R16 75Vの23サイズ。2009年2月1日から発売予定。

ページの上へ

 トーヨーでは、ハイパフォーマンスブランドの「PROXES」シリーズに、プレミアムコンフォートタイヤである「PROXES C1S」を新たに追加したようです。


 「PROXES C1S」は、大型のセダンや高出力車をターゲットとしており、このカテゴリーに従来から求められている静粛性や上質の乗り心地などは当然のこととして、更に高速スタビリティ(安定性)を加味することで、走りと乗り心地を兼ね備えたタイヤを実現していることが謳われています。

 「PROXES C1S」のタイヤ構造は、非対称パターンが採用されています。IN側では、静粛性と乗り心地に貢献することが主性能とされ、特に静粛性実現の為に、ストレート溝の側面には、ノイズを低減する細かい縦溝が掘られています。また、ショルーダー内部にもノイズを吸収する効果の高いノイズプロテクションシートが配置されています。


 OUT側では、高速スタビリティ(安定性)を実現するようになっているようです。これは、ワイドリブの採用でリブの剛性アップが図られことでその実現に貢献するようです。

 更に、目立つところではトレッド面には4本の幅広い縦溝が掘られ、これは排水性の向上が狙いのようです。


 「PROXES C1S」は、転がり抵抗の低減も実現しているようですので、エコタイヤとしての機能も果たしているのではないでしょうか。

 トーヨーのプレミアムコンフォートタイヤは、同じPROXESブランドで「PROXES CT01」がラインアップされていますが、その差別化や位置付けについては今後注目するところとなりそうです。


 発売サイズは、195/65R15 91V〜295/25R22 97W の全35サイズ。2009年1月9日から発売予定。

ページの上へ

 ヨコハマでは、同社のスポーツタイヤである「ADVAN NEOVA AD07」の後継として、「ADVAN NEOVA AD08」を発売するそうです。


 「ADVAN NEOVA AD08」は、「ADVAN NEOVA AD07」が発売されてから6年ぶりのモデルチェンジだそうで、相当の期待感を持てそうです。

 「ADVAN NEOVA AD07」は、その圧倒的なグリップ力に定評があり、スポーツタイヤの中でも一級品の戦闘力を持つタイヤです。しかし、最近では他のメーカーが最新のスポーツタイヤを発売することでその存在もやや陰りがでてきました。


 今回発表された「ADVAN NEOVA AD08」は、「競技用タイヤを除いて、一番速く、一番楽しいスポーツタイヤ」を継承し、限りなくモータースポーツタイヤに近い「ADVAN」最強のストリートタイヤとして開発したそうです。コンパウンド、トレッドパターン、構造の全ての設計で、モータースポーツタイヤの最新商品「ADVAN A050」の技術など最新の技術とノウハウを惜しみなく搭載している模様です。

 スポーツタイヤのラインアップは、今シーズンから投入されたブリヂストン「POTENZA RE11」、ダンロップ「DIREZZA SPORT Z1 STAR SPEC」、グッドイヤー「EAGLE RS Sport」、そして既存のトーヨー「PROXES R1R」などに、この「ADVAN NEOVA AD08」が加わることで更に激しいシーンが見られそうで発売が大変待ち遠しいです。


 発売サイズは、195/55R15 85V〜295/30R19 100Wの全39サイズ。2009年2月から発売予定。

               2008タイヤ新製品情報 ≫
ページの上へ
スポンサードリンク