アジアンタイヤ 2024年シーズン最新化を果たす!!
プロモーションが含まれています

第20回 最終は往復約500kmの東京遠征でまとめる

 いよいよ20回目、最終レポートです。従って気合を入れてインプレッションをお届けしたい。今回、タイミング宜しく東京までの遠征が予定されています。往復で約500kmにもなるし最終展開としては絶好の舞台です。

 NEXEN「N7000 Plus」を装着する愛車、老齢ながら普段の使用ではトラブルの懸念はありません。しかし、東京までの遠征は真夏だし、しかも高速を相応の距離走るので負担は大きいかと。トラブルの発生など絶対勘弁して欲しい。回避するには事前点検が必要でしょう。

 オイル交換は少し前に実行済み。なので量だけ確認すればいい。バッテリーの電圧もOK。そして空気圧、月に1回行っているけれど微妙に下がっているんです。高速対応としていつもより0.5kPa程高く調整しましょ。ウォッシャー液も補充しましょ。この際洗車もしちゃいましょ! ということで時間たっぷり掛けて点検終了です。これで万全、なはず。

 さて、当日は相変わらず暑いです。気温30℃の中を出発します。いつもの道をICへ向かうけれど何だかいい感じに思えるのは気のせいかな? 微妙かもしれないけれど点検の効果あるような。いつもこれ位に手間を掛けると良好なコンディションが維持出来るのでしょうかね。

 しかぁし、高速に入ると現実が。乗り心地の具合がいまひとつ。更にノイズも大きい。原因は「N7000 Plus」の性能をクルマ本体で消していること。クルマの足が動いていないのが明らかです。走るだけなら懸念はないけれど、乗り心地などに影響する足回りの微妙な動きは既に賞味期限切れです。

 いきないのやっぱりね! で終わってはショウガナイ。新たな見解を見出さないと。そこで取り上げるのはステアリングに伝わる感触です。100km/h巡航を維持しながらも追い越しなど車線変更が強いられます。この際の安定性はいい。直線でのブレも最小限で抑えられています。

 以前からの評価に変化なし。足回りの鈍さを抱えながらも安定性に対する評価は必ずしも落ちてはいません。ただ加速時のバランスは微妙かな。ステアリングの握りに多少力が入ります。

 繰り返すけれどは快適性に関しては微妙です。非常に荒れた舗装路で小刻みに跳ねる、継ぎ目ではパコン、とまた跳ねる。スポーツタイヤのゴツゴツした跳ねとは異なるも違和感あり、と伝えた通りです。

 一方、静粛性はコンフォートはこうも違うのね、が当初の見解。サァー音が気持ちよく響き、窓を閉め室内音に集中するとノイズの静かさに確証が持てる、そんな感触でした。

 で、今回はひたすらゴォー音が響き渡ります。スポーツタイヤのそれとはまた異なるも、決して心地いい音ではありません。都内に入り首都高速では路面が大きく変わり、更なる響きが拡大したような。路面によって変化も大きいです。

 燃費はどうだろう? 今回の往復でザックリながら9.6Km/L。高速だけなら13.0km/L位かな。ただ以前は街中から高速まで網羅した結果は10.2km/L。高速だけなら15.0km/L位の記録が残っています。夏場はやはり厳しい。

 ということで、現状の体感をそのまま伝えたつもりです。評価に対する見方は必ずしも直線的ではありません。クルマにハンデがあっての結果だし、「N7000 Plus」の性能を完全に伝えられたかは微妙です。

 さて20回に渡るレポートはかなり詳細だったと思います。いろんな意味で新鮮さがありコンフォートの持つ可能性にも触れました。一応これでお終いです。

タイトルとURLをコピーしました