ミシュラン X−ICE。スタッドレスタイヤの特徴について。

   ミシュラン X−ICE の特徴

x-ice
  • タイヤカテゴリー:スタッドレスタイヤ 
  • タイヤサイズ:13〜18インチ
  • タイヤ偏平率:80〜40%
  • 独自技術:ASPテクノロジー
  • 独自技術:クロスZサイプ

 タイヤ性能

 ミシュラン「X−ICE」は、雪道で高い信頼性を持つ定番のスタッドレスタイヤと呼ばれています。「J.D.パワー アジア・パシフィック」の日本冬用タイヤ顧客満足度調査で連続で第1位の実績は、どのようなものなのでしょうか。


 このスタッドレスタイヤの性能について確認していきます。

タイヤテクノロジー

 ミシュラン「X−ICE」は、日本の特に北海道の雪質を意識し、日本で開発・製造された日本生まれのスタッドレスタイヤです。日本のスタッドレスタイヤは、その性能が世界屈指といわれており、この性能を持って北欧や北米にも輸出されています。


 このタイヤの特徴は、まずタイヤの柔らかさと硬さという相反する性能を両立している「ASPテクノロジー」が挙げられます。スタッドレスタイヤは、氷上でグリップを得るにはタイヤ表面の柔軟性が必要です。一方、雪の無いドライ路面での安定性にはタイヤ内部の剛性が必要です。これらをバランスよく達成しているのが「ASPテクノロジー」です。

 また、トレッド面のブロックの剛性を支える縦方向のZサイプと、路面を掻くようなエッジ効果を発揮する横方向のZサイプを立体的に配置する「クロスZサイプ」が、氷上でのブレーキ性能とグリップ力に貢献していることが謳われます。

タイヤインプレッション

 ミシュラン「X−ICE」の実際の評価ですが、まず共通した評価として、ドライでの走行、特に高速での走りはかなり評価が高いようです。スタッドレスタイヤ特有の「ふにゃふにゃ」とした感触は抑えられ、剛性感があり夏タイヤのような印象を持ったという感想が見られます。


 しかし、肝心の氷雪やシャーベット状での走りに関してはその評価が分かれます。好意的には、気温が下がっているアイスバーンでも、グリップ感が感じられ安心だ。圧雪路では、「ぎゅぎゅ」という雪を噛むような音が聞こえしっかりと走ってくれる。雪が溶け出したシャーベット状態でのコーナリングでは、通常進入時に緊張感があるが、このタイヤは思い通りに旋回してくれるなど。

 一方、厳しい意見では、ドライの高速走行は評価するが、氷雪路においてはグリップ感が乏しい。雪国での日常的使用では安心感に欠けるので、都会派の人が稀にスキーなどで出掛ける際に装着するような使用がベストなど。


 タイヤの評価に関しては、一般的に車種や環境、利用する人によってその印象は微妙に違ってきます。特に、スタッドレスタイヤは夏タイヤと比較して、滑る、止まる、曲がる、曲がらないなどがはっきりと感じられる分、殊に印象が強かったシーンに対しての性能が、そのタイヤのすべてと感じてしまうのかも知れません。

 但し、公平さを保った顧客満足度という点において、このタイヤを利用することで安心感を得ている人が多いことは事実のようです。


 しかし、2004年の発売から相応の年数が経過しており、タイヤサイズの整理も進んでいます。その中で、該当するサイズがあれば狙い目かもしれません。

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