ミシュラン X−ICE XI2。スタッドレスタイヤの特徴について。

   ミシュラン X−ICE XI2 の特徴

x-ice xi2
  • タイヤカテゴリー:スタッドレスタイヤ 
  • タイヤサイズ:13〜19インチ
  • タイヤ偏平率:70〜40%
  • 独自技術:アドバンス・トレッドブロック
  • GREEN Xマーク(エコスタッドレスタイヤ)

 タイヤ性能

 ミシュラン「X−ICE XI2」(エックスアイス エックスアイツー」は、信頼性の高い「X−ICE」の進化で、アイスブレーキ性能を更に高める「アドバンス・トレッドブロック」採用のスタッドレスタイヤです。


 このタイヤの性能について確認していきます。

タイヤテクノロジー

 ミシュラン「X−ICE XI2」は、ドライ・ウェット路面でもグリップ力や操縦安定性が向上する「マイクロポンプ」を採用しています。これは、剛性の高いブロックエッジが、アイス路面では水膜を除去し、エッジ効果や接地面効果を発揮するテクノロジーです。

 また、路面を掻くようなエッジ効果を発揮するヨコ方向のZサイプと、ブロック剛性をしっかり支えるタテ方向のZサイプを立体的に配置した「クロスZサイプ」により、ハンドリングが安定するとともに、アイス・スノー路面で強力なグリップを発揮するとしています。


 更に、「アドバンス・トレッドブロック」のデザインにあわせて、低温での柔軟性と常温でのトレッド剛性を最大限に高めるチューニングを施したシリカベースの新コンパウンド「フレックスアイスコンパウンド」により、ふらつきのない安定したドライビングを引き出す確かな剛性と、力強いグリップに不可欠な柔軟性を巧みに両立させているそうです。

 このことで、「X−ICE」と比較してアイスブレーキ性能は約15%、アイストラクション性能は約15%、ウェットブレーキ性能は約5%などそれぞれ性能向上の達成が謳われています。


 「X−ICE」では、スピードレンジ規定が「Q」(160 km/h)でしたが、「X−ICE XI2」では「T」(190km/h)へと性能をアップ、GREEN Xマーク(ミシュランのエコタイヤに表示)を表示し転がり抵抗低減も訴えられています。

タイヤインプレッション

 ミシュランのスタッドレスタイヤは、「J.D.パワー アジア・パシフィック」の日本冬用タイヤ顧客満足度調査で連続第1位の実績があり、最新では8年連続となっています。


 これは、ミシュランのスタッドレスタイヤにおける最新評価となりますので、対象はほぼ「X−ICE XI2」になるかと思います。その内容では「ドライ/ウェット路面での乗り心地/静粛性」「ドライ/ウェット路面でのハンドリング/グリップ性能」で特に高い評価を得ており、ミシュランのスタッドレスタイヤにおける得意性が発揮できていると言えそうです。

 販売ボリュームではブリヂストンの圧倒的優位と考えられますが、満足度というニュアンス的なものとは必ずしもリンクしないと言うことなのでしょうか?


 さて、「X−ICE XI2」は、氷雪路、ウェット、ドライなど過酷な冬の環境で安心感を与えてくれるのは間違いないようです。アイス性能では、ブレーキそしてハンドリングでなかなかの評価が得られているようです。

 また、ドライでは特に高速走行でしっかり感が得られ、安定した走行が期待できるようです。これタイヤ剛性、特にブロックのしっかり感が安定性への感触へ繋がっていると考えられます。


 先の「J.D.パワー アジア・パシフィック」の調査でも、ドライでの快適性能、そして安定性能へは高い評価点得られています。

 使うことでその性能が実感できるミシュランのタイヤですが、マイナスは価格面です。と言ってもその価格帯はブリヂストン「BLIZZAK REVO GZ」やヨコハマ「iceGUARD トリプルプラス」等と同等なのですが。高価なイメージにより、その選択に積極性が欠けてしまうのは何とも残念な気がします。


 しかし、タイヤ性能は極上であり、より過酷な冬の環境でのタイヤ使用が求められる人こそ、このタイヤの性能を感じることができるのではないでしょうか。

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