ミシュラン LATITUDE X−ICE。スタッドレスタイヤの特徴について。

   ミシュラン LATITUDE X−ICE の特徴

latitude x-ice
  • タイヤカテゴリー:SUV/4×4スタッドレスタイヤ
  • タイヤサイズ:15〜18インチ
  • タイヤ偏平率:80〜55%
  • 独自技術:X−ICEテクノロジー
  • 独自技術:密着分子ゴム
  • 回転方向指定パターン

 タイヤ性能

 ミシュラン「LATITUDE X−ICE」は、同社の乗用車用スタッドレスタイヤテクノロジーである「X−ICE」テクノロジーを採用したSUV/4×4用スタッドレスタイヤです。


 このタイヤの性能について確認します。

タイヤテクノロジー

 ミシュラン「LATITUDE X−ICE」は、SUV用ブランド「LATITUDE」とスタッドレスタイヤ「X−ICE」シリーズのテクノロジーを融合し最適化することで、「X−ICE」の得意とするアイスバーンでのブレーキ性能はもとより、トータルバランスにも優れた性能を発揮することが謳われています。


 SUVは重量があり重心が高いことで、SUVスタッドレスタイヤでは特にトレッド面のブロック剛性に拘りが必要とされています。また、タイヤ全体での剛性強化も求められ、SUVスタッドレスタイヤにとっては氷雪での性能、そしてドライでの走行は決して満足の行くものではありませんでした。

 その為に、SUV用スタッドレスタイヤは乗用車用に比較して性能面で厳しい評価が見られたのですが、最近では乗用車用の技術との融合が進み、苦手とするアイスバーンでの制動性能やコーナーリングなどその克服が図られた印象です。


 「LATITUDE X−ICE」は、「X−ICE」と発売を同じくし、その性能でも技術を共有することで、最近見られる乗用車用技術の流用をいち早く導入したスタッドレスタイヤといえます。

タイヤインプレッション

 さて、このタイヤの評価ですが、「X−ICE」の評価の高さからその影響は大きく、ミシュランのスタッドレスタイヤの高評価の恩恵を得ているようです。特に、アイスバーンでの信頼性は高く、ブレーキング、コーナーリングとも効くという印象があるようです。


 それに対して、ドライではやや評価が厳しく、快適な走行に対する期待は難しいというものも見られます。恐らく安定性重視の影響で、スタッドレスタイヤとしては硬い印象が持たれるのかもしれません。

 また、2004年の発売から今シーズンは7年目、その為に古さを感じ始める人もいるようです。


 しかし、ミシュランのスタッドレスタイヤに対する信頼性の高さは相変わらずでしょうから、価格面で優位性が少しでも見出せれば、今シーズンはお勧めのタイヤといえそうです。が、サイズ設定の整理は相当進みましたので、合うサイズがあればということです。

ページの上へ
タイヤ情報
タイヤ情報
  • タイヤ情報
  • タイヤに関する情報を幅広く独自の観点から伝えるブログ。

タイヤ動画
タイヤ動画.com
  • タイヤ動画.com
  • テキストでは感じることができない動画ならではの情報が満載!