ファルケン ZIEX ZE912 の特徴

  • カテゴリー:コンフォート
  • サイズ:13~19インチ
  • 扁平率:65~30%
  • 発売:2008年2月

製品情報

 ファルケン「ZIEX ZE912」は、それまでのコンフォート性能にスポーツ色の味付けを施した特性を示します。またターゲット層は、コンパクトカー、セダン、ミニバンそして輸入車など、求められるニーズに対応するタイヤを強調します。

トレッドパターンに委ねる剛性

 「ZIEX ZE912」は、5リブ非対象パターンにより、IN側は溝の比率を多く設け排水性能を向上し、OUT側はミドルリブの剛性を高めコーナリング時の腰砕けを防止、高重心、高荷重のミニバンなどでも効果があることを謳います。

 トレッド部は二層構造化することで、ゴム特性が徐々に低下する経年変化を抑制、タイヤの基本性能の維持を図っています。ファルケンタイヤの特徴である サーチ・アイ 機能によりローテーション時期を察知し、上述の技術とともにタイヤの基本性能の持続が訴えられています。

コンフォートに運動性能を備える

 「ZIEX ZE912」は、ファルケンの国内展開の変遷でも継続的貢献度の高いタイヤです。コンフォートでありながらそこそこのスポーツ性能も備え、スポーツコンフォートカテゴリーへの配置でも違和感はないでしょう。しかし、このことは性能的に特徴の曖昧さを露呈することになり、従来からのコンフォートカテゴリーがシックリ来そうです。

 「ZIEX ZE912」の装着でクルマに対する快適性が劇的に変化した、と言うようなものはありません。しかし、トレッド面の柔らかさがほど良い乗り心地をもたらし、転がり抵抗の良さから発進時のスムーズさも実感する、というから興味深いのでは。

総合的に不満無し

 地味な印象に見えますが、静粛性に優れ、当たりの柔らかさによる快適性は評価に良い影響を与えています。意外と良いかも、と思わせる雰囲気を持ち合わせているかと。

 たださすがに発売から相応の年数が経過しサイズ整理が随分進みます。それでもインチアップやドレスアップまで対応可能、オールラウンド性への期待を持ち続けます。価格も十分です。最新は「ZIEX ZE914」から「ZIEX ZE914F」へ進化しました。

インプレッション

イツイチ さん
【購入年月】
2017年3月
【装着車種】
スズキ アルトワークス HB11S
【装着サイズ】
155/65R13
【評   価】
  • グリップ性能
  • ウェット性能
  • 乗 り 心 地
  • 静  粛  性
  • 寿     命
  • 4
  • 5
  • 3
  • 3
  • 5
【インプレッション】

この車に乗り換え後、初の夏タイヤなので比較物はないです。
ドライグリップは、価格とサイズを考えれば結構頑張ってくれてる方だと思います。
ハンドルを切れば特に遅れる等なくスッと曲がっていく感じで、走らせに行けばメーター読み120~130kmで高・中速系カーブに入っていくと冷寒時は派手に、暖まると幾分かマシですがスキール音は出ますが怖い挙動はなく曲がってくれます。ヘアピンも60km程で曲がってくれますので、純正程度の動力性能なら十分楽しめると思います。
降雨時は、60km前後で一度派手に深めの水溜まりに突っ込んでしまいましたが、怖いことにはならず普通に抜けました。
乗り心地・静粛性は残念ながら、アンダーコートすらないドンガラお察し車両なのでイマイチ評価しがたいです。
寿命は購入からまだ一月ほどながら、走らせに行った後の感触的にそこまで急激に減るタイヤではなさそうな気だけはしています。
今後使い込んだ際、どのように各能力が変化するか注視し、また感想をしたためたいと思います。

(2017/4/27)
まほたい さん
【購入年月】
2013年9月
【装着車種】
RB1 オデッセイ
【装着サイズ】
215/60-16
【評   価】
  • グリップ性能
  • ウェット性能
  • 乗 り 心 地
  • 静  粛  性
  • 寿     命
  • 4
  • 4
  • 3
  • 3
  • 2
【インプレッション】

純正 ヨコハマ アスペック⇒ 前 ミッシュラン パイロット プライマシーを経て今回ファルケン。

前ミッシュランをオール4とし基準として。

グリップは”粘る”というより”吸いつく”という方が適正。よって夏場の焼けたアスファルトだと少々食付きすぎ感がある。

ウエットではその路面温度でグリップ力の発揮が全然変わってくるので一概には言えないが、純正のヨコハマよりは全然上。

逆にグリップに重点を置いているせいか、ロードノイズはミッシュランよりかなり大(特に高速走行時)

当然そこに力を置いているタイヤなので寿命も短め。サマータイヤなのに(ピレリーのアイスコントロールより減りが速い)⇒その分、当然寿命も短い。

(2015/11/2)
じゅーろー さん
【購入年月】
2014年5月
【装着車種】
チェイサーTRD
【装着サイズ】
215/45R18
235/40R18
【評   価】
  • グリップ性能
  • ウェット性能
  • 乗 り 心 地
  • 静  粛  性
  • 寿     命
  • 3
  • 2
  • 4
  • 3
  • 2
【インプレッション】

スポーツタイヤと比べると、グリップの限界はドライ・ウエット共に低いです。普通に乗っている分には十分です。ウェットは少し弱いです。ちょい濡れ路面の山道で少し頑張ると、ズバッと滑ってくれるので、それはそれで気持ち良いです。
乗り心地・静粛性共に、スポーツタイヤよりは良いです。
最大の難点は寿命。短かかったです。

良く言えばハイレベルに融合。悪く言えば中途半端。まさに謳い文句通りの性能かと思います。昔のヨコハマDNA GPに似ているかも。

次をどうしようか迷うところです。1.5倍の予算があれば2倍の距離を走れそうです。

(2015/8/4)
Marisa さん
【購入年月】
2014年12月
【装着車種】
インプレッサWRX F
【装着サイズ】
215/45R17
【評   価】
  • グリップ性能
  • ウェット性能
  • 乗 り 心 地
  • 静  粛  性
  • 寿     命
  • 4
  • 4
  • 4
  • 3
  • 4
【インプレッション】

交換歴  ZIEX ZE912(8000km) > TOYO DRB(4000km) > ZIEX ZE912
「サスはノーマルのまま」という人に向いていると思います。
特徴としては、山道のコーナーの連続でも接地感が薄れません。「タイヤが浮いたな」と思った直後にタイヤの端がジュワッとつぶれて粘る感じがあります。
また、エンブレでしっかり減速する点も扱いやすいです。

TOYO DRBをしばらく使っていたのですが、コーナーの接地感の薄れから緊張を強いられ、早々にZIEXに交換しました。
ノーマルサスのキャンバーが原因なのかもしれません。DRBのほうがグリップは高いはずですから、きちんとサスセッティングする人にはDRBのほうが良いはずです。
普通に走る人にとっては「絶対的なグリップ力」より「グリップしている感触」を感じられるほうが精神衛生上良いと思いますので、コンフォートスポーツを選ぶ前にこのタイヤを検討しても良いのではと思います。

(2014/12/31)
いのっち さん
【購入年月】
2012年10月
【装着車種】
VOXY(ZRR75)
【装着サイズ】
205/60R16
【評   価】
  • グリップ性能
  • ウェット性能
  • 乗 り 心 地
  • 静  粛  性
  • 寿     命
  • 4
  • 3
  • 4
  • 4
  • 1
【インプレッション】

車検時、トランパスMP4を前2輪のみ交換しました。翌年の12月スタッドレス交換時に見ると早くも3分山状態…アウト側にいたってはスリップサインすれすれでした。約1万km、ローテーションせず、据え切りの多い嫁の運転も問題ありですが、MP4と比べあまりに減りすぎだとおもいました。他のコメントどおりコンフォート性能は優れていると思います。

(2014/3/25)
step-rf6 さん
【購入年月】
2014年3月
【装着車種】
ステップワゴンrf6
【装着サイズ】
215/50/17
【評   価】
  • グリップ性能
  • ウェット性能
  • 乗 り 心 地
  • 静  粛  性
  • 寿     命
  • 4
  • 3
  • 4
  • 4
  • 3
【インプレッション】

yokohama map es340からの履き替えです。新しいこともありますが、ZE912にして静かになりました。ハンドルを切った時のグリップ感もmapよりもしっかりしている感じがします。直進性もよくなりました。思っていたよりも好印象です。価格も4本で39840円です。ミニバンタイヤからの履き替えでしたが、ZIXはミニバン専用ではありませんが、50扁平であってもサイドウォールはしっかりしているように思います。

(2014/3/24)
ロビン さん
【購入年月】
2012年8月
【装着車種】
トヨタ ヴィッツ RS
【装着サイズ】
185/55R15
【評   価】
  • グリップ性能
  • ウェット性能
  • 乗 り 心 地
  • 静  粛  性
  • 寿     命
  • 4
  • 4
  • 5
  • 5
  • 3
【インプレッション】

トーヨーのDRBを履いておりましたがスリップサインまで履きつぶした為、同じ価格帯のタイヤということでこのZE912にしてみました。履き替えてみて思ったことは思った以上に静かで快適という事です。DRBも新品で履いたばかりの時は静かだと思っていましたがこのZE912はそれ以上でした。グリップに関していえばDRBよりもスポーツ性能的にはやや劣る感じで少しマイルド、悪く言えばモッサリした感じです。街乗りしながら道が空いているときに少し速いペースで走るという人、スポーツ性を持ちつつもコンフォート性を重視する人にはオススメかと思います。
DRBをスポーツ性とコンフォート性を6:4とすればZE912は4:6か3:7くらいかなと思います。値段もDRBよりも若干安かったのとサイズも豊富でコストパフォーマンスにも優れています。寿命に関してはまだ装着したばかりなので分かりませんが2万キロくらいは十分使用できそうですのでまた履きつぶしたらリピートしようかと思います。このタイヤを購入してみてファルケンのブランドに対する印象がだいぶ変わりました。家族や友人にもタイヤを検討するときにはファルケンタイヤを薦めてみようかと思います。

(2012/8/4)
しんたん さん
【購入年月】
2011年8月
【装着車種】
ワゴンR (MH22S) CVT
【装着サイズ】
155/65R13
【評   価】
  • グリップ性能
  • ウェット性能
  • 乗 り 心 地
  • 静  粛  性
  • 寿     命
  • 4
  • 4
  • 4
  • 4
  • 3
【インプレッション】

純正タイヤの時は、高速道路のトンネル部を流れに沿った速度で走ると安定感がなく、直進に気を遣いましたが、このタイヤに替えてから、そういった不安はありません。
国産ハイグリップタイヤにありがちな、轍や路面の状態などで必要以上にハンドルを取られる事もありません。 乗り心地もしっとりとしていて、私には必要十分なタイヤです。 
価格も純正ホイール履き替えで込み込みで25,000円以下でした。

このタイヤを購入してから、クルマで出かける事が楽しくなり、ファルケンブランドに対する印象が変わりました。
今後、夏タイヤを履き換える際にも、このタイヤやその後継モデルも検討したいと思っています。

(2012/7/2)
ゴリラ さん
【購入年月】
2011年10月
【装着車種】
エブリィワゴン
【装着サイズ】
165/45R16
【評   価】
  • グリップ性能
  • ウェット性能
  • 乗 り 心 地
  • 静  粛  性
  • 寿     命
  • 5
  • 5
  • 5
  • 3
  • 5
【インプレッション】

クルマが軽のワンボックスなのでどちらかと言うと走りよりも見た目重視なんですが、足回りには多少の拘りがあるほど実は走り好きでもあったりします。このZE912はやはり値段の絡みで決めたんですが、通常の使用(ストリート)では全く問題なく、グリップ性能は高いと思います。しかもあまり鳴きません。ドライ時は勿論のこと、ウエット時にもクルマの特性を考えてコーナリングすると非常に踏ん張り感のある良いタイヤです。ローテーション時期を知らせてくれる丸とか四角のマークも他のタイヤには無いもので、非常に役に立つと思います。乗り心地は6Jに165を引っ張って履いているので何とも言えませんが、ノイズは少し大きめだと思います。結局、ハイパワースポーツやサルーンには向かないが、普通のクルマには安くてバランスの良いタイヤだと思います。

(2012/6/27)

詳細情報・購入

(2017.2更新)