ファルケン ESPIA EPZ の特徴
タイヤ性能
ファルケン「ESPIA EPZ」は、発売から5シーズン目になりますが、アイスバーンでの氷上性能向上の為に、たまごから誕生した新素材「マイクロエッグシェル」を配合したコンパウンドを使用しています。アイスバーンでの制動距離は、従来の「EP−03」と比較して5.3mも短縮され(メーカー表示)、アイスバーンでの安全性が謳われています。
このタイヤの性能について確認していきます。
タイヤテクノロジー
ファルケン「ESPIA EPZ」は、アイスバーンでの引っかき素材として「マイクロエッグシェル」を採用しています。これは、たまごの殻を細かく砕きコンパウンドに配合したファルケンの新素材です。氷よりも硬く、アスファルトより柔らかい硬度で、環境には優しく、吸水と引っかき効果によりアイスバーンで威力を発揮します。大きさは10μm、実際にはお目にかかれない大きさですが、コンパウンドに配合すことで大きな性能を引き出すことになるようです。
また、トレッド面センターでは接地面積を拡大し、アイスバーンでのグリップ性能に貢献、サイドは太い溝を配置し排雪性をアップし雪上性能を向上。これらは「ダブルフェイスパターン」と呼ばれ、氷雪路での強さを発揮できる構造です。
更に、「キャニオンサイプ」と呼ばれるトレッドのブロック内部のサイプが、山と谷の複雑な立体形状で形成されており、サイプに力がかかってもブロックがよれにくい形状で、氷雪路から雪のないドライ路面までその性能を維持するそうです。
タイヤインプレッション
「ESPIA EPZ」は、FR車での走行でも思っていた以上に止まる、曲がるという感想が見られます。やや、過大評価とも取れましたが、それまで履いていたスタッドレスタイヤが雪道での安定感に不安を持っていたようで、随分信頼性が回復できたという感想です。
一方で、アイスバーンでの性能はそれほどの信頼性を感じられない。特に、ステアリングの切り替えしでの反応にやや弱さを感じるという意見もあります。
実際の走行条件や、装着した車種によってもその感じ方は違うでしょうから、あくまでも参考ということになりますが。
「ESPIA EPZ」は、旧タイプよりドライ路面では剛性感による安定性、乗り心地の良さを感じることができるようです。価格的な面を重視し、そこそこの最新性能をも期待する人にはお勧めかもしれません。
ファルケンブランドのスタッドレスタイヤとして唯一でもある「ESPIA EPZ」は、ブランド維持のためにも評価の高まりは気になるところ。また、5シーズン目ながら基本性能への期待感からまだいけそうな雰囲気十分です。今シーズンは新製品への注目が低い?傾向から、従来品としての熟成度は大いにアピールしたいところです。
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