最新タイヤ選び エコタイヤ!
昨今、世界的な問題として環境保護が叫ばれ、特にCO2の削減は緊急的取り組み事項として、新聞やテレビのニュースで盛んに取り上げられています。また、ガソリン価格高騰も相まって、燃費向上・省燃費が求められるようになり、エコに対する一般ユーザーの関心は高まりを見せています。
燃費が向上するということは、ガソリンすなわち地球の資源を節約することになります。これが世界的に実施されれば、膨大なエネルギー資源の節約になり、ガソリンが節約できることで二酸化炭素や有害な汚染物質も減少し、地球温暖化の防止に役立つことに繋がります。
このような社会的背景から、グローバル企業であるタイヤメーカーが競ってCO2の削減や省燃費タイヤを謳い始め、「エコタイヤ」は一時的なものではなく、タイヤカテゴリーとして既に定着した様相であり、タイヤ選びにおいて重要な位置付けとなっています。
エコタイヤの特徴
エコタイヤの特徴は、まずタイヤの転がり抵抗を削減させることです。転がり抵抗とは、タイヤの回転を邪魔するブレーキのようなもので、これが大きいと、燃費が悪くなったり、CO2の排出量が増えて地球温暖化がすすむと言われています。
転がり抵抗を削減させる為の技術は、各メーカーによ
り様々ですが、一般的にはタイヤの内層を薄くしたり、重量を軽くしたり、コンパウンドを改良することで車そのものの燃費性能を向上させることになります。
また、タイヤの素材を石油などの化石資源を極力減らし、化石外資源に置き換えることで、転がり抵抗を削減すると共に、廃棄等により発生するCO2の排出量削減に貢献できるというものです。
但し、これらの追求は一方で安全性を損失させる傾向にもなり、その為の対策が必要になってきます。その技術が各タイヤメーカーの独自性を訴えるところであり、様々なものが見られます。
最新エコタイヤのテクノロジー
ブリヂストンタイヤ
「エコピアEP100」は転がり抵抗を30%低減させ、ブりヂストンの材料技術である「NanoPro-Tech (ナノプロ・テック) 」 を適用したECOPIAコンパウンド などの採用により、同社国内市販用タイヤの中で最も低い転がり抵抗を実現しています。
ヨコハマタイヤ
「DNAアースワン」は、従来品と比較して転がり抵抗が21%低減され、車の燃費向上に繋がっています。これは「DNA dB super E-spec」のコンパウンド技術を応用し、発熱の少ない天然ゴムの比率を高め、ゴムをしなやかにするオレンジオイルの配合により実現しています。
ダンロップタイヤ
「エナセーブ97」は、「エナセーブES801」の原料である化石資源を、天然資源に置き換える石油外天然資源比率を、従来の44%から70%に高めた超エコ製品でしたが、これを更に97%にまで引き上げました。これは、「つくるとき」「使うとき」「廃棄するとき」それぞれの場面でCO2の排出量を削減出来る新世代のエコタイヤです。
ミシュランタイヤ
「ENERGY」シリーズはグリーンタイヤコンセプトとして、環境保護に厳しいヨーロッパの基準をクリアーしたエコタイヤです。タイヤ素材に自然の砂に含まれるシリカを配合した技術を採用したのが、グリーンタイヤテクノロジー。この技術がミシュランのエコタイヤに受継がれています。
エコタイヤの今後
世界的規模で環境保護が更に拡大する傾向にあり、タイヤに関する「エコ」も今以上にその動きが活発化すると思います。
2008年は年初から各社新製品の発売ラッシュで、その多くがエコを意識した製品となっていますので、このことからもその傾向が伺えます。

