ダンロップ LE MANS LM703 の特徴
タイヤ性能
ダンロップ「LE MANS LM703」は、ダンロップで最初に特殊吸音スポンジを搭載したタイヤです。後に「VEURO VE302」に進化した特殊吸音スポンジが搭載されますが、世界初は「LE
MANS LM703」です。
このスポンジは、道路の継ぎ目などで発生する「パコパコ」音を吸収し静粛性を向上させるもので、2006年の発売ではその質の高い性能に対して「グッドデザイン賞」を受賞しています。
タイヤインプレッション
ダンロップ「LE MANS LM703」の特殊吸音スポンジは、ダンロップの技術デジタイヤDRSVの空気圧力変動シミュレーションから生まれ、ノイズを低減することで静粛性と快適性の実現を謳っています。
しかし、プレミアムコンフォートタイヤで後発の「VEURO VE302」に比較すると、特殊吸音スポンジの性能は正直劣ります。やはり、「VEURO VE302」はスポンジそのものの吸音面積が拡大されている分、吸音効果も大きくなっているのでしょう。ただ、コンフォートタイヤへ搭載されたことでこのカテゴリーの底上げが一気に進み、コンフォートタイヤの質の良さが改めて見直されたのも事実です。
さて、ダンロップ「LE MANS LM703」の性能ですが、静粛性の高さはこのクラスでは一つ上のレベルのようで、特殊吸音スポンジの効果は明らかに高いようです。特に、荒れた路面で発生するゴーというノイズはかなり少なくなっています。
乗り心地は、低速域では柔らかく、そこから速度が上がると多少ごつごつ感があります。しかし、更に高速走行ではそのごつごつ感が和らぎ安定してくるという評価が見られます。
総合的に見て「LE MANS LM703」は、サイズバリエーションが豊富でコンフォートタイヤの特徴である懐の広いマッチング性能を発揮します。
ダンロップでは、ミニバンや1BOXユーザーには「LE MANS RV」が設定されていますが、こちらは同じ「LE MANS」ブランドでも特殊吸音スポンジは搭載されていません。このユーザーで特殊吸音スポンジの静粛性を望む人には、「LE MANS LM703」がお勧めです。

