チェーン規制が新たな動きに向かう!(2018年12月11日追記)

 2018年11月15日付け、国土交通省より新たなチェーン規制案がアナウンスされました。大雪時の交通確保の為に「チェーン規制」を実施すべき、というもので2018年12月上旬に公布・施行されるという。

 その改正案とは、大雪時(気象庁が警報を出すレベル)の交通確保を図ることを目的に、2018年11月1日に開催された第4回冬期道路交通確保対策検討委員会で、チェーン規制を実施すべき旨が示されました。

 これを踏まえ、過去に立ち往生が起きた場所等などの約20区間を2018年11月末から年度末までに順次指定、来年度以降約200区間に広げる考えのよう。

 従来規制は、冬用タイヤ装着ならチェーンなしでOKと、チェーン装着が必須の2通りありました。今後は1本化、冬用タイヤ云々ではなくチェーンの装着が必須になります。

 またその区間には規制標識等を新設し、チェーン装着なしの車両通行を禁止する意味を表示します。

 なお、スタッドレスタイヤなど滑り止め対策をしていれば通行可能という規制は、「冬タイヤ規制」などの文言に変えられるようです。

チェーン規制等に関する改正案のパブリックコメントを開始します「道路標識、区画線及び道路標示に関する命令の一部を改正する命令案」について – 国土交通省

【追記:2018年12月11日】

 国土交通省から2018年12月10日付け、チェーン規制の検討状況について発表がありました。以下要約します。

 ①まずチェーン規制が敷かれるのは、大雪特別警報や大雪に対する緊急発表が行われるような異例の降雪時。(因みに2017年度は、大雪特別警報の発令はなく、大雪に対する緊急発表は3回)

 ②対象区間は、勾配の大きい峠部でこれまでに大規模な立ち往生などが発生した区間。従来なら通行止めとなる状況においてチェーン装着車のみ通行を可能とするもの。

 ③具体的区間は2018年12月10日時点で、全国13区間(うち直轄国道6区間、高速道路7区間)を調整している。【参照】大雪時の道路交通の確保に向けた取り組みについて(チェーン規制の検討状況) 別紙 平成30年度チェーン規制(直轄国道) 現時点での調整箇所について – 国土交通省

 ④具体的な開始時期は改めてお知らせする。また大雪が予想される2 ~ 3日前より通行止め実施の可能性がある旨について事前広報を行い‥地域住民や道路利用者に周知する。

 ということで、現時点での検討状況だそう。なお違反すれば罰則(6カ月以下の懲役か30万円以下の罰金)が科される場合あるようです。

 雪が降ったら必ずチェーンを装着しなければいけないの? という捉え方で混乱もあるようです。これまでの発表などを今一度まとめ、整理してみましょう。

 規制はスタッドレスタイヤでもチェーン装着が必須になる。但し、気象庁が大雪特別警報や大雪に対する緊急発表が行われるような異例の降雪時に、勾配の大きい峠部で過去に大規模な立ち往生などが発生した区間、しかも近くにチェーン脱着場が整備されている場所が中心になる。

 具体的には、全国13区間(うち直轄国道6区間、高速道路7区間)を現在調整しており、年度末までに順次指定、来年度以降広げる考え、ということかと。

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