アジアンタイヤがドリフトで愛される理由はこうです!

 モータースポーツとして、2017年には国際自動車連盟(FIA)公認となったのがドリフトです。タイヤを滑らせ白煙をあげながら豪快に車をスライドさせる。その様を間近かで見ると迫力に圧倒されます。

 これまでは一部での人気止まりでした。しかし、プロドリフト「D1」が開催されるとその人気に火が付き、今では世界的なビックイベントに成長しています。この影響かと。底辺の拡大が少しずつ進んでいます。車を造り休日に友人たちと走行を楽しむ姿は自然な形のモータースポーツを見るよう。車好きに取って好感が持てます。

 このドリフト、初心者にはフロントにグリップ性能の高いものを、リヤにはややグリップ性能の低いものを装着することで、滑り出すきっかけが作りやすくドリフトさせやすいよう。そしてうまくなるには練習が一番です。

 しかし、それには金が掛かります。なにしろタイヤを豪快に滑らせることがその基本ですので、消耗は半端じゃありません。1日の走行で使用出来なくなってしまうことなど珍しいことではありません。

 優しく使っても2、3回が限界かと。激しい走行はブロックの削れやトレッド面の摩耗など、これはまだ序の口。トレッド面が剥がれベルトがむき出しになるほどの状態にまで、これで終了。

 一般的な車のタイヤは3~4年が限界の目安、また3万Kmを越えた時点でその性能が極端に落ちると言われています。まぁ、使い方によってはそれ以上のライフ期待出来ますが。これに比較すると何とも勿体無い使い方です。しかも毎回だし相当な負担になりますね。

 そこで考えられたのが、スクラップ業者や中古ショップから購入すること。またサーキットの一般的な走行後の廃タイヤを譲ってもらうなどの方法です。但し銘柄もサイズも統一性が難しく、練習毎にアプローチが変わってしまうという難点があるんです。条件を合わせることが望まれます。

 そこで注目されたのがアジアンタイヤ。価格的な安さ最大だし、また一般的ならリヤに装着するややグリップ性能の低いものと近い特性であること。そして何といっても新品です。これで瞬く間に広がって行きました。その結果、アジアンタイヤは定番、と言われるまでになったのです。

 2016年ごろから「D1」のタイヤには変化が。一般市販用が装着の条件であった従来から、いわゆるSタイヤにも準ずる性能へ向かっています。これにはアジアンタイヤの絡みが大きく影響しています。2017年からは規定によって装着銘柄が限定され、いずれもSタイヤ並みが溢れています。

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