東京オートサロン2018 グッドイヤーはEfficientGripシリーズ

 全体的に薄暗い演出を好む中で、グッドイヤーブースは白を基調にしており明るい印象を持ちました。清潔感が漂い見やすい、しかも写真を撮るのに適しています。そこで展開されるのは新たなEfficientGripシリーズです。

 事前に東京オートサロンでの新製品発表のアナウンスがありました。それがEfficientGripシリーズ、乗用車用コンフォート「EfficientGrip Comfort(エフィシエントグリップ コンフォート)」、及びSUV用コンフォート「EfficientGrip Performance SUV(エフィシエントグリップ パフォーマンス エスユーブイ)」の2種が新たに投入されます。正式発売は2018年2月1日から。

 EfficientGripはE-Gripとも示されます。長いので以下E-Gripで。意味は 効率よくグリップ だという。既に3製品がラインアップされる中で更なるシリーズの拡大を目指す施策です。グッドイヤーと言えばEAGLE、但し走りへのイメージが定着しています。そこでコンフォートには差別化が必要。E-Gripに託すその役割をラインアップ拡大で更に強調しよう、ということです。

「E-Grip Comfort」

 「E-Grip Comfort」は「EAGLE LS EXE」の後継に位置付けられます。ブランドそのものをEAGLEからE-Gripへ転化、コンフォートの新たな追及を図ります。

「E-Grip Performance SUV」

 また「E-Grip Performance SUV」は、併売する「E-Grip SUV HP01」以上のオンロード性能を主張し、ハイパフォーマンスSUVタイヤを強調します。

「EAGLE F1 Asymmetric 3」

 既存製品もしっかり展示されていましたよ。ハイパフォーマンスだしプレミアムカーへの装着で見たかったのが「EAGLE F1 Asymmetric 3」です。プレミアムスポーツながら低燃費タイヤを実現し、「A/a」のグレーディングには注目します。

「Vector 4Seasons Hybrid」

 そして欠かせない? のがオールシーズンの「Vector 4Seasons Hybrid」です。露出の多さは強化を意識してのこと。日本市場でどぉぉぉしても一定のシェアを獲得したい意気込みを感じさせます。

「EAGLE RS Sport S-SPEC 」

 最後はピュアスポーツ「EAGLE RS Sport S-SPEC 」です。パターンが示す通りで、主張はグリップ性能と高速走行における操縦安定性を高めたストリートラジアル・ハイブリップタイヤです。サーキットでのラップタイム更新を狙う一方で街乗りの安定も謳います。

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