夏タイヤの新製品アナウンス と JATMAの国内需要見通し

 夏タイヤの新製品アナウンス、昨年の同時期に比較しやや鈍い動きです。製品数が多い性格から該当時期では? と想定されるモデルが毎シーズン存在します。一般的には4年周期が多い。しかし、近年は必ずしもそうではなくなっています。

 タイヤを取り巻く環境が影響しているのだと思います。例えば、SUVカテゴリーは以前に比較しいま大人気と言えるでしょう。車種としての注目が大きい。でもかつては7 ~ 8年も変わらず、が珍しいことではありませんでした。その為にカテゴリーの特性、とまで示したことありました。

 そして現在、SUVはCUVと言い換えら目先を変える施策が積極展開されています。このことはカテゴリーの隆盛にプラス効果を与えています。

 一方、ミニバンカテゴリーがやや勢いを失いつつある印象です。隆盛は車種としてのミニバン人気に端を発し、専用タイヤとして注目を得たのが理由。更に低燃費タイヤの出現も重なり、ミニバン低燃費タイヤを各メーカーで競い合うよう投入した結果です。

 ただ車種としてのミニバンは現在コンパクト化したものが多く出現し、カテゴリーとしてのミニバンへ必ずしも到達しないケースが見られます。

 まとめます。一般的な周期は目安としつつもその時の背景を鑑みつつ投入時期を判断する、これが現在の姿勢でしょう。ただ開発期間は相応必要だし先を読むことが重要です。読み違えるとメーカーとしては痛い。

 昨日、JATMA(一般社団法人 日本自動車タイヤ協会)から 2018年 自動車タイヤ国内需要見通し が発表されました。以前はその都度お伝えしていた情報ですが、最近はサボっています。で、今回久しぶりに触れます。飽くまでも見通しなので予測。ただそこは信頼性に繋がるし根拠ある数字を基にしたものです。当然か。

 それによると、新車用タイヤの乗用車用に限定すると2017年は前年比104%、市販販社販売は夏100%、冬104%、計101%です。2018年は新車用が前年比99%、市販販社販売は夏100%、冬104%、計98%です。

 JATMAの見解は、2017年の新車用は国内新車販売が前年を上回った影響。2018年は輸出車が前年並みも、国内新車販売が前年を下回ると見込む。市販は一応前年並み、だそう。

 正直冬タイヤの予測は非常に難しい。天候次第で大きく変わります。しかも、シーズンイン前には生産を大よそ終えるのが一般的、さぁ雪が続いているので増産しましょ、は基本ありません。

 ということで、見込みのあとは結果です。例年2月ごろ公表されます。

2018年 自動車タイヤ国内需要見通し – JATMA

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