安定した走りを実現するドライ性能の向上

 スタッドレスへ交換直後のフワフワした何とも頼りない乗り心地、ハンドリングも不安定さを感じます。夏タイヤに比較して柔らかいゴムを採用し、ブロックの背高構造が大きく影響しています。氷雪路での効きが最大だしドライ路ではショウガナイかな。いずれ慣れるしね。でも・・

非降雪地域での有効性

 近年、スタッドレスは非降雪地域でも装着の有効性が叫ばれています。その理由は、気温低下によって夏タイヤ以上の安定性が望めるから。気温7℃を境にゴムの硬化が促進します。夏タイヤのグリップは低下するばかり。一方、低温でも硬くなり難い柔らかいゴムを採用するスタッドレスが夏タイヤを上回ります。

 その有効性を最大化して快適な乗り心地へ繋ぎたい。そうすれば非降雪地域で更なる注目を得る可能性が高まります。実現にはブロック剛性を高める、サイド形状を適正化、そしてベースゴムの強化などが挙げられます。

ブロック剛性の向上

 ブロック剛性の強化は、ブロック同士が互いに支え合う形状により実現します。例えばV字など最適な形状により、効果的に剛性の低下を抑制します。またブロックに刻まれるサイプの内壁を特殊構造とし接触力を増加、各サイプが支え合い倒れ込みを抑制し剛性を向上させます。サイプはタイヤ1本あたり約2,000 ~ 3,000刻まれています。本数増加でアイス性能向上、剛性強化へも有効的な技術です。

サイド形状

 パターンのみならずサイドからショルダーに掛けての形状を非対称化、IN側とOUT側双方でふらつきを軽減し直進安定性の確保を狙います。またトレッドゴムの下層に強化されたベースゴムを採用、内部から剛性を保ち安定化を図ります。

その他性能へも寄与する

 ドライ性能向上技術は他性能両立も実現します。早期の装着を推奨する昨今、雪も降らないのにスタッドレスで走行したら摩耗が進み勿体無い、の声に応え、寿命の向上が謳われます。また低燃費タイヤ並みを実現する製品も出現しています。いずれもドライ性能に関連する技術が影響しています。

2017-2018年に向けたスタッドレスタイヤの選び方、ポータルとしての役割を強化し、ポイントになる基本性能のあり方を絡め背景を察知、取り巻く環境の変化など詳細に伝える。
圧倒的多数の新製品が2017-2018年最大の興味になるのでは。過去に例を見ない5製品にプラスして乗用車用にCUV向けサイズを追加するなど、実質6製品の投入を確認。
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