雪路性能はパターン技術と柔らかいゴムで生み出す

 雪路での効き、そうスノーグリップは、雪柱せん断力 と エッジ効果 を発揮するトレッドパターンデザイン、そして柔らかいゴムの特性が性能向上へ導きます。多彩なパターンデザインは効率化、高剛性を果たし、安心安全な走りを実現します。

雪柱せん断力

 スタッドレスは夏タイヤに比較して、太く多くの溝が刻まれ様々なブロックを形成します。この構成により雪を踏み固め柱を作ることが可能になります。そして柱を蹴り出す(排雪)動きが抵抗となりスノーグリップが得られます。一連の動きを 雪柱せん断力 と呼んでいます。

パターン技術

 近年パターンデザインは更に先進化、ブロック形状と配置などにシミュレーション技術が積極的に採用されています。狙いは剛性向上と効率化。剛性が得られるとブロックや溝の形状が維持され、効率的でハイレベルな効きが持続可能になります。

 その技術は溝の奥深くまで到達しています。溝壁への工夫は剛性へ繋がり、縦横の溝の交差点を増やす発想は、取り込んだ雪を従来以上に強く押し固め更なるグリップ向上を果たします。

エッジ効果

 更に引っ掻きの有効性も活用します。ブロックやサイプの角が雪を引っ掻くことで生じる抵抗 エッジ効果 によって、雪路でも確実な効きを導きます。剛性向上を果たしより強固なエッジが、アイス路同様に雪路でも重要な役割を果たします。雪柱せん断力とエッジ効果によって効きをより高度なものにしています。

柔らかいゴム

 雪柱せん断力の効果が大きいほど雪路での発進、ブレーキング、コーナリングへの信頼性が高まります。しかし、かつてのスノータイヤはこの動きが半端な製品でした。その要因はゴムにあったのです。

 当時、使用するゴムは基本的に夏タイヤと同じ。従って温度低下時にはゴムが硬化してしまいます。すると抵抗を作る一連の働きは著しく低下、しかも深溝には雪が詰まりトレッド面はツルツルになってしまうことも多かったのです。

 このマイナスを解消する為に、スタッドレスタイヤには温度低下でも硬くなり難いゴムが採用されています。極寒温度-80℃、これでも硬度はほとんど変わらないという。温度変化に対して一定の柔らかさを維持する、高度な技術が採用されている為です。

2017-2018年に向けたスタッドレスタイヤの選び方、ポータルとしての役割を強化し、ポイントになる基本性能のあり方を絡め背景を察知、取り巻く環境の変化など詳細に伝える。
圧倒的多数の新製品が2017-2018年最大の興味になるのでは。過去に例を見ない5製品にプラスして乗用車用にCUV向けサイズを追加するなど、実質6製品の投入を確認。
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