PROXES SPORT の投入でトーヨーも囲い込みの施策が実現!

 トーヨーではプレミアムスポーツ「PROXES SPORT」を投入しました。この位置には既に「PROXES T1 SPORT」が配置済みなのでその進化、とも捉えられます。低燃費タイヤ化による転がり抵抗とウェットグリップに長けており、従来に比較するとよりトータル性能向上が果たされています。

 しかしながら「PROXES T1 SPORT」は現状維持されており、なら差別化を強く感じるところです。必ずしもぴったり重なり合う性能ではないけれど、同様の性格が2つ並んでいるのは混乱します。

 そこで特徴付けに傾倒したらどうだろう。「PROXES SPORT」はプレミアム性に主張を高めます。一方「PROXES T1 SPORT」は扱いやすさとしての評価を強調します。これによりトーヨーのラインアップにおけるスポーツの細分化が実現するのでは。

 更にドライグリップを誇る「PROXES R1R」をサーキットの方向性に振ることで、2017年のスポーツタイヤ性能比較の特徴である 囲い込みの施策 に取り入ることが可能です。主にブリヂストン、ヨコハマ、ミシュランで見られる施策です。

 3つの製品を異なる位置で展開します。ドライグリップの頂点を極める(サーキット)製品に「PROXES R1R」、上質な大人のスポーツマインドを駆り立てる(プレミアム)製品に「PROXES SPORT」、そして裾野を広げた性能で広い見地からカテゴリー普及に貢献する(ストリート)製品に「PROXES T1 SPORT」を配置します。

 完全フィットには少し強引さがあるかも。でも各製品の特性をより印象付けるには最適な配置だと考えます。

 なおドライグリップに優れた製品として「PROXES R888R」が存在します。こちらはジムカーナやサーキット走行に傾倒した点がピュアスポーツとしてのレベルを超えている、と判断。乗り心地・摩耗・振動などの点で他に比べ性能が劣る、というし別物と判断します。

「PROXES Sport(プロクセススポーツ)」は、従来品「PROXES T1 Sport」に比較して低燃費性能、ウェットグリップ性能を大幅に向上、新たなフラッグシップの登場を謳う
トレッドパターンが斜めカット。Sタイヤのコンパウンドを使いパターンもレイン用Sタイヤと見間違えるほど。グリップ性能に限れば POTENZA や ADVAN にも勝る性能を持つと言われた。見た目の精悍さもいかにもグリップしそう。
ドライ、ウェット性能を高次元で発揮しながらも静粛性や偏磨耗への対応も実現。「PROXES R1R」がサーキット走行などでの得意性を訴えるのに対して、「PROXES T1 Sport」はスポーツタイヤとしての運動性能と快適性を両立。
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