コンチネンタル 140年以上を誇る伝統あるメーカー

 他メジャーメーカーに遅れること数年、当サイトでコンチネンタルの掲載を実現したのが2013年だったかな?(そんな昔じゃないのに記憶が曖昧、確か2013年だったような・・)スタッドレス「ContiVikingContact5」からです。そして「ContiVikingContact6」へ移行、翌年夏タイヤの取り込みも果たしました。

 国内市場は当時ヨコハマコンチネンタルタイヤ株式会社(YCC)による展開で、正直消極的なイメージでした。従って一応新製品の情報は伝えるも、詳細ページとして構築するレベルにはまだないな、と判断していたんです。

 掲載への動き、きっかけはスタッドレスの強化策によるものです。拡大にはメジャー全般を採用すべきでは。これによりグローバルで巨大なコンチネンタルの採用を決断しました。

 しかし、現状消極的なコンチネンタルに一般的な認知は必ずしも高くないかと。欧州車への新車装着に拘る姿勢ながら、国内ユーザーにはあまり響いていない、かな。こんな見方でした。

 それでも製品性能は間違いなくハイレベル。快適性に対するバランスの良さ、剛性向上が果たす安定性、そして寿命など装着すると響いて来る点は多い。

 2016年に発売されたスポーツ「SportContact 6」は、ホンダ「シビック タイプR」に純正タイヤとして承認されました。開発段階にドイツ ニュルブルクリンク北コースでFF量産車最速ラップタイムを打ち立てたことに貢献、という凄いタイヤです。そのサイズは 245/30ZR20 を履く。

 「シビック タイプR」の市場性は別としてもホンダのクルマに「SportContact 6」が採用されたのは意味あり、と考えます。このあたりからコンチネンタルは国内市場への見方が徐々に変わります。

世界シェアは4位のコンチネンタル

 コンチネンタルはドイツのタイヤメーカー、タイヤビジネス誌による2015年世界タイヤメーカーランキングは4位(6.7%)です。ヨーロッパでの認知は抜群、新車装着として採用する欧州自動車メーカーは多い。

 その約1/3台がコンチネンタルを純正装着してるということから、欧州生産車への新車装着No.1(2003-2010年欧州で生産された乗用車、小型トラックの実績)を誇ります。これにより欧州ではミシュランをも凌ぐのでは、とも言われます。

 またコンチネンタルコーポレーションとして、タイヤ、ContiTech、シャシー&セーフティ、パワートレイン、インテリアの5部門に分かれ、世界46カ国に296の製造、R&D、テストコースを有し、約163,788人の従業員を擁しています。

 歴史的にも140年以上を誇る伝統あるメーカーです。1871年の創業当初はゴムメーカーとして、コンチネンタル・カウチュックとグッタ・ペルヒャ・カンパニー(Continental-Caoutchouc und Gutta-Percha Compagnie) がドイツ ハノーファーに創立されました。

 1882年には現在も続くトレードマークの 跳ねる馬 が登録。1892年、当時 プノイマティクス と呼ばれた自転車用空気タイヤをドイツメーカーとしては初めて製造。1901年、ダイムラー社のメルセデスと名付けられた初めてのクルマが、「プノイマティクス」を履きレース「Nizza-Salon-Nizza」に優勝。1904年、世界で始めて溝のあるクルマ用タイヤを開発。1905年、後のスパイクタイヤの前身となる滑止用リベット付タイヤを生産。

 1914年、コンチネンタルを履いたダイムラーがフランスGPを3連覇。1921年、50周年を記念してドイツメーカーとしては初のコードタイヤを市場に送り出す。またこの年、大型空気タイヤの製造も開始、それまで一般的だったソリッド・タイヤが市場から姿を消すことになります。

 1945年、大戦で工場が空襲され多大な被害を受けるも、イギリス占領軍司令部より各工場での生産再開が許可された。1952年、初めてM+S(マッド&スノー)を投入。1960年、ラジアルタイヤの量産開始。

 1972年、スタッドレス「ContiContact」を投入。1979年、米Uniroyal社のヨーロッパ工場を買収。1987年 北米のGeneral Tire, Inc.を買収、2001年Continental Tire North America, Inc.に社名変更。

 1991年、「ContiEcoContact」の販売で世界一早く環境にやさしいタイヤを市場に投入。2002年、日本のクルマメーカーに対するタイヤ販売を伸ばすため、横浜ゴムと50/50ジョイント・ベンチャー企業(YCC)を創立。2010年、新しいハイパフォーマンス・サマータイヤ「ContiSportContact 5P」の導入します。2017年、アジア太平洋地域市場に向けられた第6世代となる新製品を続々投入します。

コンチネンタルタイヤ・ジャパンの設立

 日本でのスタートはこうなります。1974年7月にヤナセが輸入元となり、日本でのビジネスをスタートさせました。

 2002年4月、横浜ゴムと新車用タイヤ事業で提携を結び、ヨコハマコンチネンタルタイヤ株式会社(YCC)を設立。市販タイヤでもコンチネンタルの総輸入元となりました。

 2014年8月、日本でのタイヤ販売事業を行うコンチネンタルタイヤ・ジャパン株式会社を設立。2016年3月、YCCを清算。YCCは日本及び韓国クルマメーカーのグローバルな要望に対応するために設立されましが、目的は達成されたとし2016年4月1日よりコンチネンタルの直接販売に切り替わりました。

 コンチネンタルタイヤ・ジャパン設立に際しては、従来の販売代理店と共に新規顧客の開拓と販売本数の拡大を目指す。欧州車を中心に輸入車に装着率の高い同社のタイヤを、日本で認知度と顧客ロイヤルティ向上に一層努める。また、国産車の市販タイヤと同社が得意とする冬用タイヤの市場にシェア拡大の大きな機会がある、と期待のコメントを。

 YCCでは残念ながら国内等の展開において満足していない、というのが本音でしょうね。発展的解消を謳っていますが双方で消化不調かな・・ コンチネンタルは2016年から販路開拓が実を結び、販売数量は前年比24%増と伝えています。

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