ピュアスポーツはハイレベルなドライグリップを特徴にする(スポーツの細分化)

 スポーツタイヤの細分化、方向性はサーキットとプレミアム、そしてストリートの3つです。その中で、ドライグリップの高さを誇るピュアスポーツ、純粋な走りの高レベル化、ドライビングの楽しさを高度に実現するイメージを強調したい。

 ピュアスポーツはまず言葉の意味を理解しないと。ピュア = 純粋、スポーツ = 運動性能に長けた、となるので、純粋に運動性能を高めることを狙ったタイヤ、とすればより理解しやすいかな。ここにはスパルタン、という言葉も添えておきます。

 パターンは大胆なブロック配置を実現し、幅広の溝が過激なデザインを演出します。コンパウンドはレース用タイヤのそれを流用するなど、半端ないレベルに到達しています。熱の入りが万全なら一昔前のSタイヤも超えそうです。

 しかしこの純粋な、にはSタイヤやトヨタ GAZOO Racing 86/BRZ Raceなどレース参戦を想定した製品は含みません。飽くまで日常的に街中走行もこなす製品が対象です。メーカー主張が過激になる中でも一般的市販タイヤの枠は超えない製品に拘ります。

 ラインアップから具体的に括るとこうなります。

ブリヂストン POTENZA RE-71R
ヨコハマ ADVAN NEOVA AD08R
ダンロップ DIREZZA ZⅢ
トーヨー PROXES R1R
ファルケン AZENIS RT615K+
グッドイヤー EAGLE RS Sport S-SPEC

割り切れないのも・・

 悩むのはミシュラン、ピレリ、コンチネンタル。スポーツタイヤに対する高度な技術と性能実現はいずれも認めるところ。しかし、ピュアスポーツになるとこれが悩んでしまいます。

 例えばミシュラン、「PILOT SPORT 4」や「PILOT SPORT 3」はストリートに近いイメージです。また「Pilot Super Sport」や新たな「PILOT SPORT 4S」は明らかにプレミアムスポーツですね。

 またコンチネンタル「SportContact 6」のように強烈なグリップ性能とプレミアムを併せ持つ製品も存在します。スーパースポーツでアナウンスしているけれど、線引きはプレミアムを優先しました。

 というように、メーカー展開が必ずしも3方向に等しく配置される訳ではありません。国内市場を鑑みるとブリヂストン、ヨコハマ、ダンロップのあり方に沿うべきでしょうし、でも全体ではかならずしもその3つに収まらないことがあるんです。ビシッと割り切れないのはショウガナイ。

スポーツカテゴリーは新たな展開 囲い込みによる施策!これ当サイトが示すスポーツカテゴリーにおける細分化。特性別にサーキット・プレミアム・ストリートの3つに区分けする。
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