東京オートサロン2017 ダンロップの新製品に驚き関心する

 ダンロップは新製品「LE MANS V」と「DIREZZA ZⅢ」をメインにした展示です。やはり 夏タイヤのキックオフミーティング ならそうこなくちゃ! 双方とも従来からの人気を維持し、今シーズンの目玉になるのは間違いなかと。

 「LE MANS V」は「LE MANS 4」からの進化です。サイレントコア(特殊吸音スポンジ)を継承、プラスして新たに SHINOBIテクノロジー が採用されています。展示ではサイレントコア自体に触れることが可能、また有無による音の違いも体験出来ました。

 サイレントコアとは、タイヤ内部の空気振動に起因する音(空洞共鳴音)を抑制する特殊素材です。空洞共鳴音とは、路面の突起(高速道路などの継ぎ目)を乗り越えたときに起きる パカン、パカン という共鳴音や、室内で共鳴し耳障りだと感じる周波数250Hz付近の連続音のこと。

サイレントコア

サイレントコア搭載のタイヤ断面

SHINOBIテクノロジーは良質な乗り心地の実現と静粛性の向上技術

 「DIREZZA ZⅢ」はダンロップが誇るハイグリップスポーツの流れを継承、従来品は「DIREZZA ZⅡ★」でありドライグリップ性能を向上させ、サーキットでのラップタイム短縮に拘ります。更なる戦闘力の向上ですね。

いかにものトレッドデザイン

格好いい

 展示車両で一際目を引いていたのは、1972年の第41回ラリーモンテカルロ参戦車両である「日産 240Z」では。周りの人だかりが最新のレーシングマシンよりも多かったような。非常に嬉しい展示です。ダンロップは昨年も1963年ル・マン24時間レース参戦車両「アルピーヌM63」を展示していた。センスがいいと思う。

ダットサン

GT300参戦車両 AUDI R8

東京オートサロン2017 ハイライトでお届け
昨日1月14日、幕張メッセで開催されている 東京オートサロン2017 に行って来ました。寒波の影響で会場となる千葉・幕張も相当寒い…
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