ダンロップ DIREZZA ZⅢ 発表【新製品】

 ダンロップの住友ゴムでは、ハイグリップスポーツタイヤ「DIREZZA ZⅢ(ディレッツァ ズィー3)」を発表しました。従来品は「DIREZZA ZⅡ★」であり、更なる戦闘力の向上、と言っていいでしょうね。

 近年スポーツタイヤの流れはより過激です。ドライグリップ性能を向上させ、サーキットでのラップタイム短縮に拘ります。今回発表された「DIREZZA ZⅢ」も同様の流れを受け継ぎ進化を強調します。

 競り合うのはブリヂストン「POTENZA RE-71R」、ヨコハマ「ADVAN NEOVA AD08R」、そしてグッドイヤー「EAGLE RS Sport S-SPEC」では。そこで最新となりアドバンテージを得た「DIREZZA ZⅢ」の主張はこうなります。

 モータースポーツの技術をフィードバック、新コンパウンドや新パターンデザインとプロファイルの採用により、耐摩耗性能を維持しつつグリップ性能とコントロール性能を向上させている、です。

 サーキットでは、「DIREZZA ZⅡ★」に比較して連続周回時の最速LAPタイムを1.6%、平均LAPタイムを1.5%短縮しました。2014年に発売された「DIREZZA ZⅡ★」もベースとなる「DIREZZA ZⅡ」に対してサーキット走行で1周目、最速、平均すべてのラップタイムを1.0%以上短縮させました。これでさえも驚いたのに、僅か3年余りで更なる進化とは興味が高まります。

 なら詳細を確認しないと。まずは新コンパウンドです。モータースポーツで使用している新グリップ向上剤と、スチレンを多く結合させて発熱性を高めたハイスチレンポリマー、更には通常よりポリマー鎖を長くした高分子量ポリマーも採用し、グリップ性能との相反性能である耐摩耗性能を維持するハイグリップコンパウンドを新たに開発しました。

 パターンも新デザインを採用。走行時に負荷が大きいセンターリブをワイド化、ランド比(溝以外の山部分が占める比)を5%向上、そして不均一だった溝間隔を均一化し、剛性を上げてグリップ性能とコントロール性能を向上させました。

 また、接地圧を均等に保つプロファイル(形状)に見直すことで、グリップ性能とコントロール性能を向上させています。

 メーカー指針としての性能配置は、耐熱ダレ性能は従来を維持しながらも、初期グリップ、MAXグリップ、コントロール性能、ドライブレーキ、ウェットブレーキで向上効果を示します。

 発売サイズは、275/35R19 96W ~ 175/60R14 79H までの35サイズ。発売時期は、2017年2月から順次です。

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