2016年自動車タイヤ国内需要年央見直し JATMA

 JATMA(一般社団法人 日本自動車タイヤ協会)では、「2016年自動車タイヤ国内需要年央見直し」を発表しています。2015年12月に「2016年見通し」として発表した数値を年央で見直し修正した結果です。

 見直しで影響される経済環境は、実質経済成長率が当初見通しの1.0%から0.6%へ下方修正。また自動車生産台数は当初見通しを下回る9,057千台(前年比98%)。国内販売台数と輸出台数は、当初見通しの前年比101%から98%へいずれも下方修正されました。という取り巻く環境から年央見直しに触れてみたい。

 まずは新車装着タイヤからです。乗用車用に限定するけれど当初36,107千本の見通しでした。それが見直しでは、上期17,498千本、下期17,810千本、年間35,308千本と修正され差異は▲799千本です。

 また市販タイヤ(販社販売動向)の乗用車用夏タイヤは、当初35,030千本の見通しでした。それが上期21,044千本、下期13,927千本、年間34,971千本と修正され差異は▲59千本です。同冬タイヤは当初16,855千本の見通し。それが上期605千本、下期16,047、年間16,652千本と修正され差異は▲202千本です。

 夏冬タイヤの合計は当初51,885千本、対して上期21,649千本、下期29,974千本、年間では合計51,623千本と修正され差異は▲261千本です。

 これ昨年比でも見てみましょう。新車用タイヤは上期98%、下期98%、年間98%です。対して市販タイヤの夏タイヤは、上期100%、下期100%、年間100%。同冬タイヤは上期79%、下期101%、年間100%です。

 新車用タイヤは新車販売数が落ちているのでショウガナイ。それに沿う動きになるでしょうから。しかし、市販タイヤはやや異なる動きを見せますね。特に冬用タイヤは天候次第です。

 昨年から今年に掛けての冬は暖冬でした。雪がほとんど降らず、スタッドレスタイヤ商戦は厳しい展開になりました。その結果が前年比79%です。見通しでは今年の冬は例年並みを期待、更には昨年から今年に掛けてのマイナスを取り返したい、という思いもあるのでは。いずれにしてもプラス転化を願うばかりです。

 そうそう、新車用と市販用の割合にも触れておきましょう。新車用タイヤが年間35,308千本、対して市販用夏タイヤが34,971千本なので、ザックリ50:50かと。これに冬用タイヤを加えた全合計にすると51,623千本なので、ザックリ41:59です。

2016年自動車タイヤ国内需要年央見直し JATMA

広告
336
広告
336