タイヤはトータルでエコに拘る 本質は低燃費だけではない

 タイヤを構図からするとこうなる。タイヤ → エコタイヤ → 超エコタイヤ → 低燃費タイヤ に至ります。進化の流れからはエコタイヤの発展系が低燃費タイヤ。柔軟な見方をすれば、微視的追求として低燃費タイヤ、それを取り囲む巨視的展開がエコタイヤ、というニュアンスもあります。

 低燃費タイヤが普及する中で今更エコタイヤではないけれど、エコ=低燃費、だけではない。転がり抵抗低減がエコタイヤ、ではなくトータル的なエコがタイヤに関するエコの本質では。

 またエコタイヤと低燃費タイヤも区別したい。自発的にエコを唱えたのがエコタイヤ、メーカーにより主張はトータル的な括りをも含んでいます。対して低燃費タイヤは業界自主基準ながら明確な指針が示されており、その実現が名乗る為の条件となる。ここ重要です。決して同じではない。

 転がり抵抗低減による低燃費、のみは飽くまでもエコの一面でしかない。エコロジーのエコであるのなら多面的要素を受け入れたい。エコノミーだってある。

 このエコを声高に訴え、最も明確な主張を展開しているのはダンロップ、そう住友ゴムかと。つくるとき、使うとき、そして廃棄するとき、更には地球環境維持まで触れている。特に先の3つはCO2の排出量削減に影響します。走るときの低燃費、のみがエコの本筋ではない、ということ。化石資源を天然資源に置き換える観点からエコに拘っているんです。

 この拘りを失わず最大進化したのが「エナセーブ 100」です。化石資源を全く使用しない100%石油外天然資源を素材としています。しかも低燃費タイヤ規定を満たし「AA/b」を実現しています。

 2006年に登場した「エナセーブ ES801」はその比率が70%、そして97%まで高めた「エナセーブ97」を2008年に経由し、2013年に「エナセーブ 100」に到達します。

 現在の低燃費タイヤへの移行でもこの発想は揺るぎない。更には発展的施策が続きます。これまでの天然ゴムのあり方が大きな転換を迎えるかも。東南アジア等を中心とした パラゴムノキ に代わる新たな素材として グアユール が注目されています。また ロシアタンポポ 由来のタイヤ研究も進んでいる。

 新たな素材から天然ゴムを採り出すことは安定供給へ繋がります。タイヤ素材の安定化はタイヤメーカーにとって長年の課題です。実現は環境面、そして末端での価格へ期待が膨らみます。これだってエコに関連する。

 エコに拘る発想はこれまでの経緯展開から理解するのがいい。一部の側面だけではなく様々な可能性を投げかけています。

エコタイヤ性能比較表(低燃費タイヤ)
最新タイヤ選び-エコタイヤ

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