NITTOタイヤの現状2016

 北米を中心に一定層に人気があるNIITOタイヤ。一定層とは、まぁコアなファンとでも言えばいいか。熱烈な支持をしてくれる人達でしょう。ニットー、元々は日東です。東洋ゴムの輸出用ブランドとして成長に大きな期待が寄せられています。

 東洋ゴムの沿革でも記したけれどここでも触れておこう。日東タイヤは1949年設立、1960年代に米国進出を果たします。1971年横浜ゴムと提携、しかし1979年に解消し東洋ゴムと提携し傘下入り、これにより菱東タイヤが設立されました。1996年東洋ゴムが菱東タイヤを吸収合併。東洋ゴムのブランドとしての役割に徹することになります。

 米国進出は厳しい現実により販売不振が続きます。そこで注目したのがコアなファンを持つカーレース向けにタイヤを供給すること。当時はそれに見合うタイヤが売られていなかった。彼らへの提案は受け入れら、その後の認知に繋がっているという。今のブランド地位を確立した訳です。

 NIITOの特徴はデザインでしょうね。その個性から「アート・オブ・タイヤ」と評されるのは有名なこと。レース用もそうだけれどドレスアップとしてのポジションも得ています。カスタムカーショーでは装着タイヤとしてNITTOが採用されることは多い。見せるを演出するのにアート・オブ・タイヤは正に最適なパーツなのかもしれません。

 国内ではNITTOタイヤジャパンが設立され普及への道筋を探っています。ラインアップは、SUV、ラグジュアリースポーツ、ラグジュアリーコンフォートなど多彩なカテゴリー展開を果たします。ただトーヨーとの競合を嫌うのか必ずしも積極展開には見えて来ません。

 NITTOジャパンのサイトには、車好き(エンスージアスト)の声に耳を傾け、彼らの求める商品作りをモットーにしています、と下のほうに小さく書かれています。確かにその通りだと思う。しかし、個性を嫌う日本では正直少し難しいところも感じられます。

NITTOタイヤ性能比較

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