70年を超える東洋ゴム。NITTO の役割も大きいのでは

 2015年に創立70周年を迎えたトーヨー、いろいろ問題があったけれど本質となるタイヤ事業の更なる発展を願います。2017年5月に本社を大阪市西区より兵庫県伊丹市に移転。一新で新たな歴史を築いて欲しい。

 トーヨーの称号は東洋ゴム工業株式会社(Toyo Tire & Rubber Co.,Ltd.)です。本社所在地は大阪府大阪市(2017年5月から兵庫県伊丹市に移転)、従業員数は11,684名(2016年12月31日現在)。タイヤビジネス誌による2015年の世界シェアは1.7%で13位です。国内はブリヂストン、住友ゴム、ヨコハマに次いで4位です。

 1945年東洋紡績(現・東洋紡)によって設立された東洋ゴム化工と平野護謨製造所が合併、東洋ゴム工業が設立されました。そう東洋は東洋紡との関係があった。

 東洋ゴム化工は1945年6月、平野護謨製造所は7月にそれぞれ大空襲で甚大な被害を受けたという。両社は戦災を乗り越えるために協力、合併を経て東洋ゴム工業株式会社として新たな歴史の扉を開きました。

 1953年伊丹工場(兵庫県伊丹市)開設。1961年中央研究所(大阪府茨木市)開設。1979年日東タイヤと生産、技術、販売、管理等業務全般にわたり提携。1996年菱東タイヤを吸収合併。1999年鬼怒川ゴム工業と業務提携。2001年TOYO TECHNICAL CENTER(現タイヤ技術センター)を兵庫県伊丹市に開設しました。

 2007年には国内のタイヤ販売会社10社を統合しトーヨータイヤジャパンを設立。2008年ブリヂストンと業務・資本提携しています。ブリヂストンは8.72%を出資し大株主となります。2013年研究開発センター(大阪府茨木市)を兵庫県川西市に移設、名称を東洋ゴム基盤技術センターに変更。

 東洋ゴムには NITTO(ニットー) ブランドも存在します。元々は日東です。これについても触れる必要ありますね。現在NITTOの位置付けは輸出用ブランド、特に北米を中心とした展開がメインです。国内展開もあり。

 日東タイヤは1949年に設立され、1960年代に米国進出を果たします。1971年横浜ゴムと提携するも、1979年に解消し東洋ゴムと提携、傘下に入り菱東タイヤが設立されました。1996年東洋ゴムが菱東タイヤを吸収合併する。これにより東洋ゴムのブランドとしてのNITTOが展開されています。

 北米での認知の高さは東洋ゴムの成長にも貢献しています。2010年に割合が9%であったものを2015年には15%までに引き上げ、重要な位置付けになっています。

 トーヨーのブランドはフラッグシップが PROXES、ラインアップ全体を牽引します。NANOENERGY はグローバルブランドとして低燃費タイヤのフォロー高めます。ミニバンに特化した TRANPATH、そしてスタッドレスは OBSERVE が復活です。

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