70年を超える東洋ゴム

 いろんな意味で非常に厳しい状況にあるトーヨー、タイヤ事業へも影響無しとは言えず残念でなりません。しかしながら、2015年には創立70周年を迎えており今後信頼回復に努めて欲しい。ここではそれにめげず、歴史に関して触れます。

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 現在の称号は東洋ゴム工業株式会社(Toyo Tire & Rubber Co.,Ltd.)です。本社所在地は大阪府大阪市、従業員数は11,245名(2015年6月30日現在)。タイヤビジネス誌による2014年の世界シェアは1.6%で14位。このランクは台湾の正新(MAXXIS)や韓国のハンコック、クムホよりも劣ります。

 1945年東洋紡績(現・東洋紡)によって設立された東洋ゴム化工と平野護謨製造所が合併、東洋ゴム工業が設立されました。そう東洋は東洋紡との関係があった。

 東洋ゴム化工は1945年6月、平野護謨製造所は7月にそれぞれ大空襲で甚大な被害を受けたという。両社は戦災を乗り越えるために協力、合併を経て東洋ゴム工業株式会社として新たな歴史の扉を開きました。

 1953年伊丹工場(兵庫県伊丹市)開設。1961年中央研究所(大阪府茨木市)開設。1979年日東タイヤと生産、技術、販売、管理等業務全般にわたり提携。1996年菱東タイヤを吸収合併。1999年鬼怒川ゴム工業と業務提携。2001年TOYO TECHNICAL CENTER(現タイヤ技術センター)を(兵庫県伊丹市)開設しました。

 2007年には国内のタイヤ販売会社10社を統合しトーヨータイヤジャパンを設立。2008年ブリヂストンと業務・資本提携しています。ブリヂストンは8.72%を出資し大株主となります。2013年研究開発センター(大阪府茨木市)を兵庫県川西市に移設、名称を東洋ゴム基盤技術センターに変更。

 東洋ゴムには「NITTO(ニットー)」ブランドも存在します。元々は日東です。これについても触れる必要ありますね。現在NITTOの位置付けは輸出用ブランド、特に北米を中心とした展開がメインです。

 日東タイヤは1949年に設立され、1960年代に米国進出を果たします。1971年横浜ゴムと提携するも、1979年に解消し東洋ゴムと提携、傘下に入り菱東タイヤが設立されました。1996年東洋ゴムが菱東タイヤを吸収合併する。これにより東洋ゴムのブランドとしてのNITTOが展開されています。

 北米での認知の高さは東洋ゴムの成長にも貢献しています。2010年は9%の割合であったものが2015年には15%までに引き上げ、重要な位置付けになっているのでは。

 他というか、メインはこちらでしょ。トーヨーのブランドはフラッグシップが「PROXES」でラインアップ全体を牽引します。「NANOENERGY」はグローバルブランドとして低燃費タイヤのフォロー高めます。ミニバンに特化した「TRANPATH」、そしてスタッドレスタイヤは「OBSERVE」が復活です。

タイヤメーカーの歴史

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